なぜ108回?祓え煩悩 鳴らせ除夜の鐘

除夜の鐘が聞こえる

今からちょうど半年後雪の降る街に鐘の音が響き渡ります。

こうして書くとクリスマスの光景を思い浮かべる人もいるかもしれませんが今回お話する鐘は教会ではなく寺院にある鐘の話です。

今から半年後新たな年を迎える瞬間がやって来ます。そうです年越しです。

年越しの晩に街に鳴り響く鐘の音。今回は除夜の鐘のお話です。

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除夜の鐘とその回数

除夜の鐘の鳴る回数と言えば108回ですね。そしてその回数というのは人間の煩悩の数でその煩悩を祓うために108回鐘を鳴らすのだと言います。

ここまではみなさんよく聞く話だと思いますがより深く煩悩について話していきましょう。

そもそも煩悩とは「人の持つ怒りや欲望などの穢(けが)れ」のことを指します。

この煩悩は六根と呼ばれる眼、耳、舌、鼻、身、意の六つの器官とそれらの器官で感じ取る六境と呼ばれる色境、声境、味境、香境、触境、法境の6つの感覚。

この感覚に3つの状態とさらに2つの感じが加えられます。そしてこれらが前世、今世、来世の3の世界にあるとされています。

すると(6×3×2×3=108)となり煩悩の数が導き出されるのです。

時に四苦八苦(4×9+8×9=108)という話もきいたことがありますが何か関係性はあるのかもしれませんね。

除夜の鐘とその効果

除夜の鐘の鐘は煩悩を祓うために鳴らすと話しましたがこの記事を覚えているかたはいらっしゃるでしょうか。

風鈴の音色には魔除けの効果があるらしい 夏の風物詩のひとつである風鈴ですが今年7月9日から埼玉県川越市の氷川神社で「縁結び風鈴」という催し...

この記事の中で話しましたが寺院の鐘は梵鐘(ぼんしょう)と呼ばれていて記事内にも書きましたが風鈴の元となった風鐸(ふうたく)の強化版です。

風鐸が家に聖域を作り悪いものを浄化してくれるのに対して梵鐘は街全体に音を響かせ街そのものを聖域に変えます。

年末に響く除夜の鐘の音はただ過ぎていく年を思い返しながら聞くのもいいですが鳴る度に浄化され聖域と変化していく街の空気に浸りながら新年を迎えるのも良いかもしれませんよ。

それでは今夜はこのあたりで。

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