「ウルド」「ヴェルダンディー」「スクルド」ノルンと呼ばれる三女神

「ノルン」北欧神話の運命の三女神

3という数字は日本人にとって何かしっくりくるものがあります。
「三度の飯」や「仏の顔も三度まで」他にも「三三七拍子」など3が使われることが多いです。
三大○○や三兄弟のように3を一つにして考えることも多いですね。ちょっと落ち着きを感じます。
「過去」「現在」「未来」も同様です。

北欧神話に運命の三女神の言われる女神達がいます。古代ノルド語で「ノルン」と呼ばれる運命の女神はたくさん居るのですが主にこの三女神を指しています。それぞれが「過去」「現在」「未来」を司り三人を合わせて「ノルニル」と呼ばれます。

今回は北欧神話の三女神「ノルニル」についてお話ししましょう。

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「ウルズ」「ベルザンディー」「スクルド」運命を司る三姉妹

北欧神話に登場する「ノルニル」。ウルズとベルザンディー、スクルドの三姉妹はそれぞれ「過去」「現在」「未来」を司っています。

巨人族である三姉妹は世界樹ユグドラシルの根元にある泉のほとりに住んでいます。
その泉の名は「運命の泉」と呼ばれ彼女達はその泉の泥をすくい水を汲みます。
それをユグドラシルに与えることで世界樹ユグドラシルの力を維持しているのです。
そして彼女達がやってきたことによりアースガルズにおける神様達の栄光の時代が終わりを告げたとされています。

長女「ウルズ」は古代ノルド語での表記ですが英語では「ウルド」と表記されます。一般的に「過去」を司ると言われているウルドは木片にルーン文字を刻み運命を決めるのです。

次女「ベルザンディー」は英語では「ベルダンディー」と表記されます。彼女は「現在」を司りウルドと同じように木片にルーン文字を刻むのです。

三女「スクルド」は一般的に「未来」を司ると言われています。
スクルドは以前お話ししたヴァルキリー(ワルキューレ)の一人でもあり戦死者の魂をヴァルハラに迎える役目も担っています。

戦場を駆ける乙女「ヴァルキリー」 白鳥のような大きく白い翼を羽ばたかせながら光を纏い彼女は戦場に降り立ちます。 彼女の名は「ヴァルキリー...

「ノルニル」彼女達三姉妹が与えるもの

ウルド達三姉妹は人が生まれたその時にやってくると言われます。

ですがその時にやってくるのは三姉妹だけではありません。善と悪両方のノルニルがやってくるのです。
善のノルニルは守護を与えてくれ悪のノルニルは苦悩を与えるそうです。
ノルニルは人が生まれたその時に良いことと悪いことの両方を与える存在なのです。

「過去」を司るウルド、「現在」を司るヴェルダンディー、「未来」を司るスクルド。
それぞれが別の時間軸を司っているとされているのが一般的ですが実際にそのような記述は北欧神話にはないそうです。

彼女達が「運命」を司っている以上は事実上三姉妹は「未来」を司るという考え方もあるようです。
良いこともあれば悪いこともあるのが人生です。
あなたの未来にノルニルの守護がありますように。

それでは今夜はこのあたりで。

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