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幸せのサインを見逃さないで
人は生活しているといろいろな物や動物と関わります。
コーヒーやサンドイッチなど飲み物、食べ物に始まって猫や犬などの身近な動物や蜂や蝉などの虫もそうです。
そうやって関わっていく物の中にはあなたに幸せがやってくる予兆をサインで教えてくれるものがあります。
まずはそれらのサインをいくつか紹介しましょう。
服を裏返しに着てしまう
意外に知られていないかもしれませんが服を着るときに裏返しに着てしまったりすることがあります。
実はそれは運気が良くなる兆しと言われています。
おっちょこちょいだと落ち込まないで。もちろん故意にやっても意味はありません。
茶柱が立つ
日本では古くから言われている幸せの予兆です。茶柱が立つといいことが起こるという話ですがティーバッグが使われる事が多い現代ではあまり遭遇しないかもしれませんね。
家に蝶が入ってくる
蝶は昔から幸運の象徴とされています。それが家に入ってくるということは家になんらかの幸運がやってくるサインなのでしょう。
ちなみに神社で見る黒い蝶は神の使いだと言われているのは以前もお話ししましたね。
目の前を黒猫が横切る
日本では黒猫が前を横切ると悪いことが起きると言われていますが実はイギリスでは黒猫は幸運の象徴とされています。
ですが考えてみれば国は違えど幸運の象徴に素通りされるのはあまりよくないことなのかもしれません。
こういった感じで幸運のサインはいろいろあるのですが今回は蝶の中でも特に白い蝶お話ししましょう。
白い蝶は幸運がやってくる予兆のサイン
花から花へと舞うように優雅に飛び回る蝶々。虫が苦手な方でも蝶々は大丈夫という方も多いのではないでしょうか。
以前神社などに現れる黒い蝶は神の使いだという記事を書きましたが今回は白い蝶についてお話ししましょう。
蝶はその形と羽の鮮やかさからどこか高貴なイメージが持たれていますがそれと同時に魂との結びつきが強い存在だとも考えられています。
キリスト教では蝶は復活の象徴とされていますしギリシャでは不死の象徴とされています。
その中でも白い蝶は幸せを運んでくる存在だと言われています。
それではまず白という色について考えてみましょう。
「白」の持つ性質とその力
生活の中でも様々な場面に使われている「白」ですがなぜ白く見えるのでしょうか。
ちょっと表現が難しいのですが白は全ての光を反射する色です。ですがこれだとちょっと分かりにくいかもしれません。
光にはスペクトルというものがあり普段目にしている光はたくさんの色が混じりあったものなのです。
そのスペクトルの中でどの色を反射するかによって物の色は決まります。
このスペクトルに含まれる色を全て反射する色が「白」なのです。
なかなかうまく説明することが出来ませんが白色とは全ての光を反射する色なのです。
「何も受け付けない」「何からも影響を受けない」そういった色なんだと思います。
そんな孤高といっても良い白色ですが風水の世界ではどういった色なのでしょうか。
風水における「白」とその力
古代中国で生まれ現代でもメジャーになった占いのひとつ「風水」ですがその中では「白」という色は一体どういう存在なのでしょう。
風水における白の持つ力は「改善」「打ち消し」「包み込む」となっています。
風水では色と方位を組み合わせることにより色の力を引き出すとされています。
例えば良くない「凶」の方位と白色を組み合わせることで悪い気を改善したり打ち消したりするようです。
逆を言えば良い方位である「吉方」に白色を合わせることでやってくる幸せを包み込むというようにつかわれるのでしょう。
ですが風水についてはまだ勉強不足のためそのあたりはまた別の記事にて紹介しようと思います。
ちなみに風水の世界で蝶は「生まれ変わり」の意味合いを持つようです。
白い蝶が運んでくるのは幸せだけなのか
蝶についての伝承や言い伝えはたくさん存在します。
そしてその内容も地域によって様々です。中には「部屋や仏間に蝶が現れると不幸が起きる」など良い伝承だけではありません。それではそのいくつかを紹介していきます。
ある地域では「生霊の市」と呼ばれるものがありこの日には無数の蝶が舞うそうです。そしてこの地域では蝶は死霊の化身とされているそうです。
また高知県には白い蝶の怪異が現れるという伝承があります。夜道を歩いていると白い蝶の群れがまとわりついてきます。まとわりつかれた人はしばらくすると病に倒れてしまうというのです。
実はこの話を読んだときに「高知県」と「白い蝶」というキーワードからあることを思い出しました。高知県には紙で作られた御幣により式を飛ばす「いざなぎ流」という陰陽道の流派があります。
ですがこの話もまた今回の蝶とは別のお話です。改めてお話しさせて頂きます。
さて、蝶に関する話をいくつか紹介しましたが白い蝶だけでも良い話と悪い話があります。
同じ白い蝶でなぜ違いがあるのでしょうか。
もしかすると先程の風水の話にあったように方位が関係しているのかもしれません。
もしかすると白い蝶の現れる時間帯によっても違うのかもしれません。
「白」は光があるからこそ「白」なのですから。
あなたの元に現れた白い蝶。幸せを運んできたのかあなたの不幸を洗い流しに来てくれたのか。それとも…
それでは今夜はこのあたりで。