昼に出る幽霊は危険だと言われるその理由を考えてみよう

昼間に現れる幽霊は危険だと言われています

幽霊とはなんらかの原因によりこの世に留まっている死者の魂のことを言います。
浮遊霊に地縛霊、動物霊に背後霊など幽霊にもいくつか種類があります。
まずはそれらを軽く説明してから話を次に移しましょう。

・浮遊霊

この現世を漂う幽霊。行動範囲は地縛霊よりも広い。

・地縛霊

その場所になんらかの遺恨を残したまま命を落とした死者の霊。行動範囲は極めて狭い。

・動物霊

文字通り動物の霊。人より本能が強いために現世に残った要因のほとんどは愛情もしくは憎悪ではないかと考えられます。

・背後霊

幽霊の中で人にとり憑いた霊のこと。とり憑いた人間とともに移動するため行動範囲はあなた次第。

・守護霊

背後霊の中でも守護を目的として人にとり憑いた霊。特に自ら行動するわけではなく守護に徹する存在。
簡単に幽霊について説明しましたが中には例外もいることはお忘れなく。
それでは話を次に進めましょう。

肝だめしに心霊スポット巡りなど幽霊と出逢うための行為も行われていますがそれらのほとんどは夜間に行われます。
それではなぜ夜間なのでしょう。夜の暗さが恐怖を増加させるためという理由もあるでしょう。
ですが古来から幽霊の目撃例は夜間に集中しています。
そのため幽霊と出逢う確率を上げるために夜間に行われるのでしょう。

ですがこんな話を聞いたことはありませんか?

「昼間に現れる幽霊は危険」

幽霊を昼間に見ることはほぼないでしょう。そんな中でも危険とされている存在。
今回はなぜ昼間に現れる幽霊が危険なのかを考えていこうと思います。

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幽霊の危険度は何によって決まるのか

危険な幽霊と言いますが幽霊の危険度は何によって決まるのでしょうか。
それは簡単です。幽霊が現世に残る理由である念つまり想いの強さです。
ただ「誰かを守りたい」や「何かを伝えたい」など危険性のない想いもあります。

今回は特に幽霊の危険性のもとになるであろう人を憎む想いである怨念や憎悪に注目して考えていこうと思います。

怨念にも強さがあります。その強さによって危険度が変わるのは説明するまでもないでしょう。
それでは怨念の強さによって幽霊の何が変わるのでしょうか。

幽霊を形作るものはなんなのか

少し前の記事で幽霊を形作るものはなんなのかということを考えてみました。
その記事では「幽霊はなんらかの流体であり磁気によって形成されている」という結論に達しました。

人は活動する際に電気信号が発生します。それは思考する際にも同じことです。
電気が流れているということはそこには磁束が生じます。
そしてその磁気により幽霊は形作られているというものです。

もし磁気により形成されているのであれば怨念つまり「思考の強さが強くなれば強くなるほどそこに生じる磁気も強くなるのかもしれない」ということです。

この考えを前提に話を次に進めていきましょう。

幽霊に触れることは出来るかを考えてみる 海で泳いでいて幽霊に足を掴まれたという話を時々聞く事があります。 心霊スポットなどで何かに触...

昼と夜の違いを考えてみる

地球上にいれば必ず昼と夜が訪れます。それでは昼と夜の決定的な違いはなんでしょうか。
それは明るいか暗いかです。つまり太陽光が当たっているか当たっていないかです。

吸血鬼は日光が苦手です。それは太陽光に含まれている紫外線が肌を焼くからだと言われています。

幽霊も同様に紫外線が苦手なのでしょうか?たとえ幽霊が紫外線を苦手としていても昼間に現れる幽霊が危険だという理由にはなりません。

何か別の理由があるはずです。
そこで注目したのが太陽から吹いてくる太陽風と太陽熱です。
地球には地磁気というものがあります。コンパスが常に南北を向くのはそのためです。
実はこの地磁気は一日の中でも変化しています。
太陽風によって太陽のほうを向いている面である昼の側はこの地磁気が圧縮されます。さらに太陽熱によって上空の電離圏が温められることにより風が起こり電流が流れます。
これも地磁気の変化に影響しているのです。

つまり夜に比べて昼の方が地球の持つ磁気が少しだけ強くなるのです。

昼間に現れる幽霊の危険性を改めて考えてみる

ここまでいろいろな面から考えてみましたがちょっとまとめてみようと思います。

まずは幽霊の危険度についてですがこれは幽霊の根源である念や遺恨の強さに比例するということ。

次には地球の地磁気についてです。地磁気は太陽の影響で変化しているのですが夜よりも昼のほうが強くなります。

「幽霊の持つ怨念の強さが強ければ強いほどその幽霊の危険度は増していく」

「地球の地磁気は昼のほうが夜よりも強くなる」

この二つは一見なんの関係もないように思えますがここにもうひとつ加えると少し話が見えてきます。

それは
「幽霊を形作っているのは感情や思考の際に起こる電気信号が持つ磁気なのではないか」

つまり幽霊は昼側の面では地磁気が強いために磁気が乱されて姿を形作れないのではないでしょうか。

しかし怨念が強くなればその分電気信号が強くなり発生する磁気も強くなります。
そして幽霊を形作るが地磁気の影響を受けないほど強くなった時に幽霊は昼間でも姿を現すことが出来るようになるのでしょう。
とても強い怨念を持つ幽霊として。

これが昼間に現れる幽霊は危険だと言われている理由なのではないでしょうか。

もしあなたが昼に幽霊を見たとしても近づかないほうがいいでしょう。ですがそれほど強く形作られた幽霊はもしかすると普通の人間と見分けがつかないかもしれないですけどね。

それでは今夜はこのあたりで。

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