植物は人の言葉が分かるのかを考えてみる
地球上にいる生命にはいろいろな形があります。微生物から爬虫類や哺乳類など分類していけばかなりの種類になるでしょう。今回取り上げる植物もその分類の一つです。
人だけではなく地球上の生物は植物と密接な関係にあります。
植物を糧にして植物が出す酸素を取り込んで生きる。植物は生物にとってなくてはならない存在なのです。
そんな植物ですのでそれについて研究を行っている方もたくさんいらっしゃいます。
そんな中で「植物も人の言葉が分かるのではないか」と考えた方もいるのです。
もちろん彼らは実験を行います。そしてそのほとんどが植物が人の言葉を理解しているとしか思えない結果を出したそうです。
同じ環境の中で育てられている植物が2つあります。片方は褒めたり愛情を注ぐように育てます。もう片方は罵声を浴びせるなどして嫌悪するように育てていきます。
もちろん温度や湿度、与える水の量も同じです。
ですが愛情を注いで育てられた植物は丈夫に早く育ったのに対して罵声を浴びせられ育てられた植物はひどいものでは枯れてしまうものまであったそうです。
なぜこのような事が起きたのでしょうか。人間怒られれば落ち込んでしまうものでしょうがそれと同じことが植物に起きたのでしょうか?
樹齢の高い人との付き合いが長い植物なら人の言葉に反応するといったこともおこるかもしれません。
ですが種から芽を出したばかりの植物が人の言葉を理解出来るかと言われるとどうなのでしょう。
今回は「植物は人の言葉を理解していない」という前提の元に人が掛ける言葉によって育ちに違いが出る理由を考えていきたいと思います。
人の言葉に込められた力「言霊」によるものなのか
以前記事に書きましたが古来より言葉は力を持っています。その力は「言霊(ことだま)」と呼ばれています。
声に出した言葉は物事に影響を与えるというもので良い言葉は良い結果を招き悪い言葉は悪い結果を引き起こします。
悪口を言われれば気分は落ち込みますし褒められれば気分は良くなります。
それは陰口でも同じことです。
陰口を聞かされて良い気分になるひとはまず居ないでしょう。
言霊は人の感情に影響を与えるだけではありません。悪い言葉は悪い事象を引き起こし良い言葉は良い事象を招くと言われています。
だとすれば言霊の力によって良い言葉を掛けた植物はよく育ち悪い言葉を掛けた植物は育ちが悪くなるという現象が起こる可能性もあるのかもしれません。
人の感情に植物が反応した結果なのか
次に考えてみたのは言葉ではなく人の感情に反応したのではないかということです。
「引き寄せの法則」というのをご存じでしょうか?
以前記事に書かせて頂きましたので内容は割愛しますがその記事の中で「量子力学」という分野の話をしました。
量子力学の世界ではこの世界は量子が集まって構成されているとされています。
その量子は人が観察することに影響を受けるという実験も行われているのですが今回は観察の話は置いておきましょう。
量子力学では量子は人の感情にも反応を示すと言われています。そして量子はこの世界を形作っているものです。
つまり人の感情が物質に影響を与えると考えられているのです。
つまり人が「そう在ってほしい」「そう成ってほしい」と想うように物質も変化するのかもしれません。
これはまた記事に書こうと思ってましたがそこに起こる変化の度合いは想いの強さによっても変わるものだと思います。
遊び半分では先に紹介した実験もなかなか成功しないでしょう。
実験に取り組む想いが真剣だからこそ植物が反応を示したのではないかと思います。
量子力学はまだまだ発展途上の分野です。ですがこれからますます注目されるのではないかと思っています。
あなたが植物を育てる時にかけるのは言葉?それとも愛情?
今回植物の成長するかもしれないものとして言霊と量子力学を例に挙げましたがこの話の大前提は「植物が人の言葉を理解出来ない」ということです。
喧嘩している犬と猫はもしかしたら鳴き声も種族も違いますが言葉を交わしているのかもしれません。
もしそうならば人と植物の間でも言葉を交わすことが可能なのでしょうか。
言葉を発することのない植物との対話は一方的になってしまうでしょうが人の言葉を理解しているのかもしれませんね。
植物を育てている方はたくさんいると思います。その中で植物に声を掛けている方はあまりいないかもしれませんが愛情をかける方はたくさんいるでしょう。
たとえ言葉にしなくてもきっと愛情は伝わっているでしょう。人と人とがそうであるように。
それでは今夜はこのあたりで。