息がピッタリ「ペーシング」を使って心を通わせてみる

「ペーシング」あの人と呼吸を合わせよう

この仕事に就いてからもうどれだけ経つでしょうか。デスクワークだけではなく営業や現場回りを続けているといろいろな人達に出会います。
現場を回っていると中には職人の方もいらっしゃるのですが熟練された職人の技には目を見張るものがあります。
手先だけでなく全体を見渡した仕事に職人同士の連携もそうです。
息の合った師弟に先を読んで進める眼などまだまだこちらも勉強になることばかりです。

さて、息の合った仕事をする師弟をしましたが師弟にしても仲間にしても付き合いが長いからといって必ずしも息が合うとは限りません。
そして「息の合う」と聞くと「考え方が似ている」とか「連携が取れている」と思う方がほとんどでしょう。
今回はこの「息が合う」についてお話したいと思います。

「息の合う二人」とよく言いますが「呼吸がピッタリ」とも表現されます。
「ペーシング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ペーシングのペースとは呼吸のペースの事で相手と呼吸を合わせる事を言います。
心理学の分野ではよく聞く言葉かもしれませんがこのペーシングは催眠術などにも使われています。
催眠術師が催眠をかける際に相手に呼吸を指示する姿を見たことがありませんか?「ひとーつ、ふたーつ」というアレです。
なぜ催眠術師はペーシングを使うのでしょうか。そしてペーシングには一体どんな効果があるのでしょうか。

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ペーシングには一体どんな効果があるのでしょう

ペーシングとは相手と呼吸のタイミングを合わせることです。相手の呼吸のペースに合わせてこちらも呼吸するのです。
催眠術師も使うペーシングですが一体どんな効果があるのでしょう。
ペーシングは「呼吸を合わせる」ことです。呼吸を合うということは息が合うということです。息が合うというのは少なからず気持ちが通じることです。
そうです。ペーシングを使うことによって深層心理や潜在意識の中で気持ちを通わせることが出来るそうなのです。
ですが実際に呼吸を合わせるのはやってみると難しいものです。なにかコツのようなものはないのでしょうか。

ペーシングのコツは人をよく見ること

人と呼吸を合わせると一言で言っても初めてだとなかなかうまくいくものではありません。催眠術のように相手の呼吸のペースを指示できるのなら別ですが初対面でそんなことは出来ないでしょう。
ではどうすればいいのでしょうか。
それは相手をしっかり見ることです。人は無意識で呼吸している以上体のどこかに変化が表れます。
首筋だったり肩の上下運動や腹式呼吸だとしてもお腹を見ると分かるでしょう。始めはなかなか難しいかもしれません。初対面の相手をじっと見続けるのも失礼にあたるかもしれませんので。ですがこのコツは何度も数をこなす内に一目で分かるようになってきます。
あとは呼吸のペースを合わせてこちらも呼吸すれば良いのです。

実はペーシングが通用するのは人間だけじゃないかもしれない

犬や猫を飼っている人なら分かると思いますが動物は普段リラックスしているときは呼吸がとても分かりやすいです。
寝ている時なんて一目瞭然ですね。そこで寝ている動物と呼吸を合わせてみましょう。これは実際にペーシングの練習にもなります。
全ての動物ではないかもしれませんが寝ている動物と呼吸を合わせていると目を覚ますことがあります。
ペーシングを使用すると使われたほうは「視線を感じた」という意見があったと聞きます。
動物達は視線や気配に敏感です。呼吸を合わせて動物が目を覚ますのなら犬や猫にもペーシングは有効なのでしょう。
気持ちが通じるかは分かりませんがもしかすると言葉以上の何かを感じてくれているのかもしれませんね。
「呼吸」は生物が生きていく上で大切なものです。動物だけではなく植物だって呼吸をしています。呼吸には生命活動を維持する以上に大切な役割があるのかもしれませんね。
それでは今日はこのあたりで。

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