時間よ止まれ 流れる時間とクロノスタシス

楽しい時が流れるのは早いもの

「光陰矢のごとし」という言葉があるように時の流れは早いものです。学校で勉強漬けの毎日を送っているとちょっと大げさかもしれないですが一時間が一日に、一日が一週間のように長く感じるものです。ですがどうでしょう。休日や長期の休みに入るとあっという間に時間が過ぎてしまいます。楽し時間はすぐに終わるとも言われているのも分かる気がします。

これは社会に出てからも変わらないでしょう。働き詰めの平日は一日一日が長く感じますが休みの日はすぐに夕方がやってきてあっという間に夜になっています。そして「また明日も仕事か」と思いながら眠りにつく。

こうして毎日を繰り返し毎週を繰り返していくなかでこう考えたことはありませんか?

「時間が止まってほしい」

人間一度は考えたことがあるでしょう。やりたいことがあるのに時間が足りない時や楽しい時間を過ごしている時には過ぎて時間が惜しく感じてしまうものです。

もしその時間を止める方法があれば、時間の流れを遅くする方法があるなら知りたいと思いませんか。

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その目で確かめてみようクロノスタシスというものを

クロノスタシスという言葉を聞いたことがあるでしょうか。人の人生とともに刻々と時を刻む時計ですがその時計を止める方法を知っていますか?電池を抜いたり叩き壊すなどではなく時の刻みを止める方法です。

それは時計を見ることです。何を言ってるんだと思うでしょうが手元にある時計を一度見てみてください。出来るなら秒針のあるアナログ時計が良いでしょう。気づきにくかもしれないので何度か見てみてください。時計に目をやった一瞬だけ秒針が遅れるのがわかりますか?

これは「クロノスタシス」という現象です。これは何度でも行うことが可能な時間を止める方法です。決して馬鹿にしているわけではありません。その説明をしていきましょう。

さぁ実際に時間の流れを遅くしてみよう

時間の流れを遅くなんて不可能に思えるかもしれません。ですが考えてみてください。そもそも時間とはなんなのでしょう。1分、1時間、1日と言うのは人間が作ったものです。地球の公転周期が1年として地球の自転周期が1日とされたのは時の流れに人間があとから設定したものなだけです。

同じ空間にいて同じ時間を過ごしていても人によってその長さの感覚は違います。あなたのいる時の流れはあなただけのものなのです。

ではなぜ人によって時の流れの早さが違うのでしょう。それはきっと意識の違いではないかと思います。ただ流れに乗って過ごしている人と一瞬一瞬を見据えている人では時間の受け止め方や感じ方が違うのでしょう。

先ほど時間を止める方法で紹介した「クロノスタシス」に話を戻しましょう。時計を見るという行為。つまり時間の流れの一瞬を見据えようとすることによってその一瞬だけ時が止まったように感じるのかもしれません。

はっきり言ってしまえば地球の自転とあなたの時間にはなんの関連もありません。もしかするとあなたが何かに集中したその時には実際に時の流れが止まっているのかもしれませんね。

せっかくの人生です。ただ時の流れに身を任せるのはもったいないです。その一瞬一瞬を大切に。

それでは今夜はこのあたりで。

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