匂いとともによみがえる記憶
人の脳は不思議なものです。何かの匂いを感じると同時にその匂いに関する記憶がよみがえってきます。誰かのことを思い出したり場所や場面を思い出すこともあります。
そしてあまり経験したことがある人はいないかもしれませんがふとしたときになんとも言えない懐かしい匂いを感じたり良い香りを感じることもありませんか?
実際はなんの匂いもしていないのにです。筆者は何度か経験がありますが懐かしく感じるけど何の匂いかおもいだせないんですよね。
匂いを感じる嗅覚と本能
人間も動物も視覚聴覚はもちろんのこと嗅覚に味覚と触覚の五感を使い生活しています。他にも第六感シックスセンスと呼ばれるものもありますがそれはまた別の機会にお話しましょう。
筆者の考えですがこの五感は生存本能から生まれたものだと思っています。獲物を捕らえるためや敵から逃れるための他に毒物や体に悪影響のあるものを察知するためなどです。
女性は妊娠中嗅覚と聴覚が鋭敏になるそうです。これも子供を敵などから守るための本能的に身体が嗅覚と聴覚を高めるのなのでしょう。
ですが女性でなくても男女ともに何か嫌な匂いを感じる時があります。匂いを発するものが何もないです。
突然漂う匂いとそこにいるもの
何もない誰もいない場面で突然何かの匂いを感じる時があります。動物は五感を頼りにその状況を判断するものですが視力と聴覚と味覚触覚を使えない状況下で人は何の匂いを感じ取っているのでしょうか。
・お線香の匂いを感じ取ったとき
筆者はまだ経験がありませんがふとしたときにお線香の匂いを感じたときは近くに霊がいると言われています。
霊といってもいろんな種類がいますがお線香の匂いがするときにいる霊はしっかりと供養された霊だそうです。
もしかするとご先祖様の霊やあなたに何か伝えたい霊が近くにいるのかもしれません。
・気分の悪くなるような悪臭
悪臭といっても様々ですが主に古い水の匂いだと聞いたことがあります。排水の匂いと言ったほうが分かりやすいでしょうか。
こういった匂いがするときには悪霊やあなたに敵意を持った霊が近くにいるのかもしれません。こちらに関しても筆者はいまだに経験がありません。
・花の香りや清涼感のある匂い
こういった良い匂いがするときは位の高い霊に天使と精霊といった良い影響を与えてくれるものが近くに来ているかもしれません。花のないところで花の香りを感じたときは少し良い日になるかもしれませんね。
ちなみに朝起きてすぐに花や甘い香りを感じた日は良い一日になるという迷信もあります。
・腐乱臭や硫黄の匂い
腐乱臭に硫黄の匂いは排水の水より鼻につくと思います。こういった匂いがするときは悪魔が側にいるかもしれません。
悪魔は少々気紛れな部分もあると聞きます。出来ればこちらが悪魔の存在に気づいていると覚られないように匂いにはなるべく反応しないようにするのがおすすめです。
匂いと香りと臭い
今回紹介したように良い香りには良い影響が鼻をつく臭いには悪い影響があるのが基本かもしれません。
見えない匂いを感じ取るのも人の本能がなせるものなのかもしれません。
ですが世の中には匂いだけでは真意を見極められないものもあります。強烈な匂いを発しながらも舌をうならせる食物もあれば良い香りで獲物を誘う食虫植物もいます。
やはり物事の真意を見極めるには嗅覚だけでなく五感と経験と知識が必要なのかもしれません。
そしてたとえ良い香りだとしてもあなたの中の何かが警鐘を鳴らしたのならそれには近づかないことです。
それまで今夜はこのあたりで。