「クリスマスローズ」花言葉とは違って実は結構たくましい

ここだけの話ですが「クリスマスローズ」はクリスマスに咲かない

12月25日はクリスマスです。クリスマスと言えばイエス・キリストが誕生した日ですがそんなクリスマスの名を持つ花があります。
それは「クリスマスローズ」という花です。クリスマスローズはクリスマスに咲くと思われがちです。それもそのはず名前にクリスマスが入ってるんですからクリスマス付近に咲くと思うでしょう。
ですがこの花が咲くのは実は1月末です。ちょっと時期外れな名前の付いたクリスマスローズ。今回はこの花についてお話しようと思います。

スポンサーリンク
レスポンシブ

クリスマスローズは花言葉の如く切なくも弱々しい

雪の中にひっそりと咲くクリスマスローズですがその姿はどこか切なく弱々しいです。
雪の中から頭を出して少しうつむきがちに佇む姿は落ち込んでいるかのようです。
そんなクリスマスローズの花言葉は「私の心を慰めて」と「追憶」です。
うつむきがちで沈んだ感じのこの花にはピッタリの花言葉かもしれません。
しかし弱く可憐に見えるクリスマスローズですが実はとてつもなく強靭なんです。
「追憶」の花言葉の元に想いを馳せながらも触れれば牙をむいてくるというその実態を今からお話いたしましょう。

可憐で強く花「クリスマスローズ」の別名

冬と聞いてみなさんが思い浮かべるものはなんでしょう。
こたつやコートと言う方もいらっしゃるでしょうがクリスマスローズは自然界に咲く花です。
冬の自然界と言えば降り積もる雪と肌を刺すような寒さ、そして押し倒されそうなまでの強風です。
クリスマスローズはその全てをはねのける力を持っているのです。
まず冬に咲くことから十分な耐寒性を備えているのは言うまでもないでしょう。
さらに重く降り積もった雪を押し分けて伸びる強い茎を持っています。この茎は冬の強風にも負けることはありません。
これだけでも強い植物だと分かるのですが実はクリスマスローズには恐ろしい別名があるのです。

その名は「ヘレボロス・ニゲル」です。
正確にはクリスマスローズの原種の名前だそうです。

ヘレボロスは「駆逐する植物」という意味なのですがこれはクリスマスローズが咲く周りには虫が全く寄り付かない事から名付けられたものです。
そしてニゲルは「黒」を意味する言葉でこれはクリスマスローズの根が黒いことからきています。
この植物の根はかつて薬草とされてきましたが薬と言っても下剤です。間違っても口にしないようにしましょう。

クリスマスローズのもう一つの花言葉

可憐で弱々しくも強靭な体と力を持ったクリスマスローズですが実はこの花には花言葉がもう一つあります。
それは「スキャンダル」です。
「私の心を慰めて」という花言葉も持っていますが心のない慰めはいつかスキャンダルに発展してしまうかもしれません。
今年ももうすぐクリスマスです。スキャンダルにはご用心を。
それでは今夜はこのあたりで。

スポンサーリンク
レスポンシブ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レスポンシブ