「幻日(げんじつ)」神秘の光である太陽の幻は現実のものなのか?

神秘の光「幻日(げんじつ)」とはどんなものなのか

あなたはよく夢を見ますか?

昨夜はどんな夢を見たのでしょう?

夢の中で過ごした日々は現実のものではありません。
しかし幻の日つまり「幻日」と書いて「げんじつ」と読む言葉があります。

幻日とは雲と太陽が作り出す神秘の光のことです。
この幻日はそう簡単に見れるものではありません。オーロラやモーニンググローリーに球電、穴あき雲スカイパンチなどなかなかお目に掛かれない自然現象がありますが幻日もまたそのような珍しい自然現象の一つなのです。

ですが幻日は地域限定という訳でもないのでもしかするとあなたも明日あたり目にすることが出来るかもしれません。

それではそんな幻日について説明していきましょう。

幻日は太陽と同じ高さの少し離れた場所に光が出現する大気光学現象の一つです。その光は太陽と同じくらいの明るさで同じような眩しさを持っています。

その光は太陽の左に見える事もあれば右に現れる事もあります。条件が整えば左右両方に現れる事だってあるのです。
その形は全て丸いわけではなく半丸の事もありますし三日月形の事もあります。

もしかすると条件次第では太陽が3つ在るように見えたりもするのかも知れませんね。

それではなぜこのような現象が起こるのでしょうか。
先程も書きましたが幻日は太陽と雲が作り出すものです。
風が弱い日は雲のなかにある氷の結晶が空気抵抗の関係で水平に並びます。この氷晶はプリズムのような働きをして入ってきた太陽の光を屈折させます。
この屈折により太陽の左右約22度の位置に幻の太陽「幻日」が現れるのです。

さらに太陽高度が高い場合、正確には60度以上になると屈折率の関係で幻日は現れる事はありません。
つまり日中はまずお目に掛かれないということですね。

ですが太陽の幻を見るのだとすればやっぱり朝陽や夕陽の時間に見るともっと幻想的だと感じそうですね。

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太陽の幻である幻日は現実なのかそれとも

そういえば現実の対義語ってなんなのでしょうか?
考えてみると現実に対して使われる言葉はいろいろありますね。

理想と現実などとも使われます。これは実際に在る今の状況とあなたが望む在って欲しい状況とを比べた言葉です。

理想の相手はこんな感じでこういう考えを持った人だけど現実の相手はちょっと違うというのはよく在る話です。

他にも空想が挙げられます。現実世界とあなたの思い描いた空想の世界とを比べる時に使われる言葉です。

現実の自分はこうだけど思い描く姿はこういう自分でありたいという感じでしょうか。
ですがこれは理想と言うほうが近いかも知れません。
ファンタジーの世界と言ったほうが正しいのでしょうか。

ところで幻の日と書いて「げんじつ」と読む太陽の幻は現実なのでしょうか。
もし幻日が現実なら幻日を作り出す太陽は現実のものではないのでしょうか。

もし現実でないのであれば太陽は一体なんなのでしょう。実際に光と暖かさを与えてくれる太陽は空想のものではないでしょう。
それでは理想なのでしょうか。

そういえば人は人に大空に浮かぶ星達を当てはめることがあります。
そんな中でよく理想の相手を「太陽のような人」と言う風に表現することもありますね。

太陽のような人とはどん人でしょう。人々の心を照らし温めてくれるような人なんでしょうか。
そしてそんな人はいつしか皆の理想の存在になるのかもしれませんね。

それでは今夜はこのあたりで。

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