春の訪れと黄色い蝶々
雪の季節が終わり春になると自然界も白い世界から彩り鮮やかな世界に変わります。
草木は芽吹き冬眠していた動物達も目覚めてきます。
それは虫達の世界でも同じです。春にはいろいろな虫を見掛けるようになります。
花から花へと飛び回りその蜜を集める蝶もその一つです。
蝶と言ってもその種類は大変多いです。
分類の上では同じかもしれませんがアゲハチョウ、モンシロチョウなどがよく見掛ける種類でしょうか。
様々な大きさ様々な色の蝶がいますがその中に黄色の蝶々を見たことがないでしょうか。
日本でよく見掛ける黄色い種類の蝶はモンキチョウもしくはキチョウのどちらかではないかと思います。
今回はそんな「黄色い蝶々」についてお話ししましょう。
蝶々は幸せを運んでくる幸運の虫
皆さんは蝶々と聞くとどういうイメージが湧きますか?
「蝶々」と聞いて一番に虫というイメージが湧かない人は案外多いのではないかと思います。
虫と聞くとどこかマイナスなイメージも持たれる方もいるかもしれ蝶々と聞くとそうでもないんじゃないでしょうか。
蝶々は虫でありながら虫というイメージを持たれにくい虫なのです。
それもそのはず時に神聖な神の使いであったり高貴なイメージを持たれたりする蝶々は古来より幸せを運んでくると言われているのです。
それでは黄色い蝶々はどんな幸せを運んでくるのでしょう。
風水や五行説における黄色の効果
古代中国から続く気の流れを物を配置することで制御または支配するための法があります。
それが「風水」と呼ばれるものです。
これは同じく古代中国から伝わる占術「五行説」の流れを汲むものです。
五行説とは「木火土金水」の五つの要素からこの世の全ては成り立っているという考え方です。
まずは五行説のほうから話を進めていきましょう。
五行説において「黄色」は「土」の属性にあたります。
土の持つ特徴には「土は水を抑え流れを止める」あとは「土は鉱物などの金を生み出す」「火から生まれた灰は土になる」というものがあります。
続いて風水において黄色の効果は「金運」や「健康運」と言われていますが他にも「変化」や「切り替え」というものもあります。
黄色自体のパワーも強いのですが他の色の効果を増長させる力もあるようです。
まず五行説の観点から考えるなら金を生み出す土。その土の属性である黄色は富や金運アップの色とされているのもわかります。
そして流れを止めるというのはもしかすると悪い流れを止めてくれるという意味合いなのかもしれません。
土は火から生まれるという部分は火は大変強い印象ですがその強すぎる力故に燃え尽き生まれでたのが「土」という考えも出来ます。
このあたりが「健康」「変化」の由縁なのかもしれません。
黄色の持つ力は様々ですが最も力があるとされる土属性の色です。
その黄色を持つ蝶々が運んでくるものはなんなのでしょう。
「富と栄光」なのでしょうか。それとも「健康」なのでしょうか。もしかするとあなたが求めている「変化」かもしれません。
与えてくれる幸せがなんなのかは分かりませんがその小さな命に目を向けられる。
それこそが一番の幸せなのかもしれません。
それでは今夜はこのあたりで。