猫や犬は幽霊を見る事が出来るのかを考えてみよう

猫や犬の目に幽霊はうつるのかを考えてみる

冬がやってきました。日本の冬と言えばやはりこたつです。
こたつといえばやはりミカンと猫ですね。愛くるしい顔に似合わぬ俊敏さを 持つ猫ですがその俊敏さはきっと猫の中に残る狩りの本能から失われずに残っているものなのでしょう。
そんな猫が時々なにもない空間を見つめていることがあります。
これは犬にも同様に見られる行動です。

猫や犬がいるそのなにもいないように見える空間ですが一体なにがあるのでしょうか。
動物には幽霊が見えると聞いたことがあります。
今回は猫や犬は幽霊が見えるのかということについて考えてみましょう。

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猫や犬の目にはどんな世界が見えているのか

猫や犬はとても愛くるしい目をしています。
たまにはそんな彼らと見つめ合うこともあるでしょう。しかしこちらを見つめる彼らの目には人はどんな風に見えているのでしょう。

人の目に見えているものと猫や犬の見えているものの決定的な違いは「色」です。
以前目の中にある錘体細胞についてお話ししたことがあります。この錘体細胞が光を受けることにより色を識別出来るのです。
猫や犬はこの錘体細胞が人よりも少ないために識別出来る色が少ないのです。
主に赤色と緑色がうまく識別出来ないと言われています。
つまり猫に見えている世界は人に見えている世界よりも淡い世界なのです。

ただ淡い色の世界に見えるだけでは人の目で見たほうがいいのではと思ってしまいそうですが実は猫の目には他にも人と違う部分があるのです。
それは錘体細胞の時にお話ししたもうひとつの細胞である桿体細胞です。
桿体細胞は色の識別ではほとんど機能しませんが弱い光に対してよく働くという性質を持ちます。
それは暗闇でもよく見えるということです。
いわゆる夜目が効くというやつです。これもまた狩りの本能が残した特別な力なのでしょう。

猫の見える世界と暗闇に対する強さを説明しましたが次は猫や犬の視野についてお話ししましょう。

猫や犬の視界はどれくらいの距離と広さを持つのか

あなたの視力はどれくらいですか?
そしてあなたの視野はどれくらいの範囲ですか?
猫や犬の視野は人間よりも広いです。
人間が前方を見ている際の視野の広さは角度にすると約200度あたりになるそうです。
それに対して犬は約220度くらいになります。猫はさらに広く約270度くらいの視野を持つそうです。
日本人の視力は昔に比べて落ちてきていると聞いたことがあります。
確か平均すると1.0なかったのではないでしょうか。

遠くの獲物に狙いを定めて構える姿を思い浮かべると猫は大変視力が良いように思うかもしれません。
でも猫は目が悪いです。単刀直入に言いましたが猫の視力は0.1前後だと言われています。ほとんど視界がぼやけている状態なんです。

猫はかなりの視野の広さを持ちますがその反面物がぼやけてしまっているのです。
これは光に敏感すぎるために起こることだと言われています。

しかし想像してみてください。猫がボールなどにじゃれる様子を。そして獲物に真っ直ぐに向かっていく姿を。
猫は狙いを外しません。なぜぼやけた視界でそんな事が可能なのでしょうか。

猫は動くものが気になって仕方ない

猫が棚やテーブルに飛び乗る光景を見たことがあるでしょうか。
物がたくさん置いてある棚やテーブルに飛び乗る猫ですが上に置いてある物には触れずにしっかり着地します。

下にいる猫の目線では棚やテーブルの上の様子は分からないはずです。
ならなぜ猫は物に触れずに着地出来るのでしょうか。

それを可能にしているのが猫の持つ反射神経と異常なほどの動体視力です。
猫はテーブルに飛び乗る際に上に何があるかは分かっていません。
ジャンプしてテーブルの上が視界に入って初めて様子が分かるのです。
それを一瞬で理解して着地するときの足の置き場を決めているのです。

この驚異の動体視力と反射神経ですが特に動体視力はかなりのものです。
ぼやけてしまった視界の中でも動く物がどの位置にあるのかを正確に把握できます。
これもやはり狩猟本能から来ているのでしょう。

しかしこのずば抜けた能力には意外な落とし穴があるのです。

「動く物が気になって仕方ない」

ということです。猫の視界の中に動く物を入れると必ず反応してしまいます。猫は動く物をかなりの確率で目で追ってしまうのです。

人には見えないけど猫には見える何かがそこにはいる

もし猫が何もない空間を見つめていたのならそこにはきっと動く何かがいるのでしょう。

それは人の目にはうつらないほど小さな虫かもしれません。
それは動いていると分からないくらいの埃かもしれません。

もう一度言いますが猫がそこを見ているのならかなりの確率で動く何かがそこにいるのです。

一つ話忘れていましたが最近になって「猫や犬が紫外線を見ることが出来る」という説が浮上してきました。

余談ですが蛇は赤外線が見えるそうです。暗闇で獲物の体温を感知するためなのでしょう。
人とは違う錘体細胞を持つ動物達ならもしかすると人ではあらざるものの発する何かを見ることが出来るかもしれません。

人の目にある色を見分ける細胞 綺麗な景色や装飾品には色があります。色の組み合わせが人の心に影響をあたえるのです。カラーセラピーやカラーコー...

そうすれば猫の見ている視線の先にいるものが何かよく分からないものである可能性も出てきますね。
動物が優れているのは目だけではありません。耳や鼻も同様です。

動物の聴覚や嗅覚は幽霊を感知することが出来るのか 猫や犬が時折何もない空間を見つめている時があります。その時もしかすると霊的なものが見えて...

それでは今夜はこのあたりで。

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