「ポルボロン」まるで流れ星 幸せを唱えるスペインのお菓子

スペインのクリスマスには「ポルボロン」

宮殿に芸術のような街並みが続きグラナダにバルセロナ、マドリードと観光地も多いスペインですがこの国にもクリスマスはやってきます。

クリスマスといえば日本では恋人の日という感じがします。情熱の国スペインでもきっと同じなのだろうと思うかもしれませんが実はスペインではクリスマスは家族と過ごす日なのです。

鯛料理に七面鳥の丸焼きなどを家族と一緒に楽しみます。そんなクリスマスに食べられるスペインのお菓子があります。

名前は「ポルボロン」といい小麦粉と砂糖とバターとアーモンドなどのナッツを使ったお菓子です。

このポルボロンの一番の特徴はその口溶けの良さでしょう。口に入れた瞬間にふわりと溶けてしまう。それはまるで雪のようです。日本のお菓子「ちんすこう」や「落雁」を想像してもらうと分かりやすいと思います。

ポルボロンはクリスマスだけに食べられる特別なものではなく普段から食べられているお菓子です。ですがクリスマスに食べるポルボロンには幸せの扉を開ける不思議な力があるのです。

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「ポルボロン」は幸せの扉を開く合い言葉

いつも気軽に食べられているお菓子ですがクリスマスに食べるポルボロンは不思議な力を持っています。幸せの扉を開けてくれる力です。

ですがただ食べるだけでは幸せの扉を開けてくれません。扉を開けるためには合い言葉が必要なのです。今日はその合い言葉をこっそりお教え致しましょう。

その合い言葉は「ポルボロン」です。「汝我名を呼べ」ではないですがお菓子の名前そのままです。しかしただ名前を呼ぶだけではなんの効果もありません。実はこの合い言葉には条件があるのです。

その条件とはポルボロンを口に入れてから口の中で溶けて形が崩れてしまうまでに「ポルボロン」と三回唱えなければいけないのです。

もしポルボロンを口にすることがあった一度試してみるといいかもしれません。あなたの幸せを願う気持ちはポルボロンの口溶けに勝てますか?

ポルボロンと流れ星

口に入れてから形が崩れてしまうまでに「ポルボロン」と三回唱えることが出来れば幸せがやってきます。

どこかで聞いたことがありませんか?いえ、どこかで似たような話を聞いたことがありませんか?

夜空を眺めていると時折見つけることが出来る「流れ星」。その流れ星が見えている間に三回願い事を言うとその願いが叶うという話に似ています。

流れ星が見えている間に三回願い事を言うのは非常に難しいです。流れ星が見えている時間はすごく短い上にいつどこに現れるか分かりません。「雲をつかむ」と言うより「星をつかむ」ような話でしょう。

ポルボロンのほうはどうでしょう。口に入れてから形が崩れるまでにポルボロンと三回唱えるのならなんとかなりそうな気がします。幸せを呼びたい気持ちがあればきっと出来るでしょう。

「流れ星とポルボロン」

「願いと幸せ」

願い事はなかなか叶わないかもしれませんが幸せの扉はもっと簡単に開くのかもしれません。幸せの形はみんなバラバラです。唱えてみませんか?「ポルボロン」ではないあなただけの合い言葉を。

それでは今日はこのあたりで。

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