量子力学と人の在り方 自分が自分であるために

量子力学の世界では視認こそが存在の証明

知らない街に降り立ち知らない道を歩く。細い路地を進むと可愛らしい佇まいの小さなケーキ屋さんがありました。

その街に行かなければあなたの中にその街は存在しなかったし路地を進まなければそのケーキ屋さんもあなたの中には存在しませんでした。

その存在を見て確認することで初めてそれは「存在」することになるのです。

これが科学の一分野である「量子力学」での考え方です。量子力学と一言で言っても幅広く簡単に説明できるものではないのですが今回は量子力学と存在についてお話しようと思います。

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シュレーディンガーの猫と井の中の蛙

量子力学の思考実験のひとつに「シュレーディンガーの猫」というものがあります。

中が見えない箱の中に「猫」と「50パーセントの確率で猫が命を落とす装置」を入れます。そして二つを箱に入れてしばらくしたあとに猫は「生きている」か「死んでいる」かという空想での実験です。

箱の中身は開けてみるまで分かりません。つまり箱を開けて実際に中を見るまでは箱の中に「生きている猫」と「死んでいる猫」の二匹の猫が存在しているというものです。

難しいですね。筆者の乏しい想像力では置いていかれそうです。

つまり逆の言い方なら箱を開けて視認するまでは「生きている猫」も「死んでいる猫」も存在していますが存在していないのです。

「井の中の蛙」という言葉がありますが井戸の中にいるカエルにはその井戸が世界そのもので井戸の外の世界を知りません。

量子力学の考え方で言うならカエルにとってはまだ井戸の外の世界は存在していないのです。

カエルが井戸の外の世界を視認したその時こそカエルにとって井戸の外の世界が存在し始めるのです。

視認と存在と自分の在り方

あなたが周りの人を視認したときにあなたの周りの人が存在し始めます。

周りの人があなたを視認したときにあなたが存在し始めます。

私はあの人を知っているけどあの人は私を知らないという事はあの人の世界に私は存在していないということ。

その人の世界に存在したいのならばまずは知ってもらうことです。当たり前のことですが今の時代は昔に比べて人間関係が希薄になっていると耳にしたことがあります。

それはきっとインターネットの普及によって昔よりも簡単に昔よりも広く交流を深められるようになったからでしょう。

顔を合わせずに声を聞かない交流の中であなたはその人の存在を確認できていますか?

自分が自分であるために、自分を見て存在を認めてもらうために必要なことのヒントがこの量子力学の考え方に潜んでいると思ったのですがまだ答えは見つかりません。量子力学の幅は広くいろいろな考え方があります。そのあたりも含めてまたお話しようと思います。

難しい事ばかり考えていても仕方ありません。空想ではなくちゃんと目に見えるケーキ屋さんでも探しに行き美味しいケーキの存在を見つけに行こうと思います。

それでは今日はこのあたりで。

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