「楓」の花言葉 紅葉を見ることは自分を見つめること

「楓」錦と呼ばれる美しさとくるくる回るユーモアさ

突然ですが秋の行楽といえばなんでしょうか。
紅葉狩りですね。実際に狩るわけではないですが体ではなく目で楽しむ行楽の一つだと思います。
ところで「紅葉」と漢字ですが皆さんはなんと読みましたか?
「もみじ」ですか?それとも「こうよう」でしょうか。
楓(カエデ)という植物があります。紅葉(もみじ)と呼ばれることもあるのですが紅葉(こうよう)と漢字は同じです。
「こうよう」と呼ぶ場合は秋に色付く木々の総称なのですが漢字が同じということは楓はそれほど代表となる存在なのでしょう。

楓(カエデ)と呼ばれる植物の特徴はその葉にあります。まるで掌に見えるような刻みの入った葉で品種によって刻みの数はバラバラです。
「もみじのような手」や平手打ちされて赤く手形が付くことを「もみじを付ける」とも言うことがあります。
それほど楓の葉は人の手に例えられることが多いのです。

他にも楓には変わった特徴があります。それは楓の種です。
楓の種には平べったい翼のような果実が付いています。そのために木から種が落ちるときにはクルクルと回るように落ちてきます。
あまり見る機会はないかもしれませんが種の落ちる時期に一度くらいは見てみるのもいいかもしれません。

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色付く楓と楓の持つ花言葉

今までいくつかの花言葉を紹介してきましたがもちろん楓にも花言葉があります。
楓の花言葉は「遠慮」に「美しい変化」そして「大切な思い出」です。
「遠慮」という花言葉がついていますが錦とまで呼ばれ秋には黄色に赤色、山吹色と様々に彩られる楓からは遠慮はなかなか感じられません。もしかすると何か由来があるのでしょう。それはまたわかり次第お話しようと思います。

次に「美しい変化」ですがこれは改めて説明するまでもないでしょう。
夏の緑から秋の紅葉へと変化します。その色の豊富さから錦と呼ばれています。
最後に「大切な思い出」です。紅葉を見に行ってその代表格の楓が思い出に残るという意味なのでしょうか。
ですがこれらの花言葉にはもっと深い意味が込められている気がします。
人が生きていると環境の変化や心境や考え方の変化など必ず変化は訪れます。
人生のターニングポイントとよく言います。秋の行楽に出向いた際に思い出してみてください。

「楓を見て自分の変化を思い返してみる。」
そんな楽しみかたもまた一興なのではないでしょうか。
それでは今夜はこのあたりで。

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