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合わせ鏡に幽霊が映るという話を知っていますか
普段からよく目にする鏡を二枚用意します。そしてその鏡を向かい合わせて二枚の間に立ってみましょう。
すると鏡に映る鏡の中にまた鏡が映ります。その鏡に映る鏡の中にまた鏡が映るというのがずっと奥まで続きます。
これが「合わせ鏡」と呼ばれるものです。
この合わせ鏡に幽霊が映るという話を聞いたことがないでしょうか。または未来の自分の姿が映るとも言われています。
やり方は諸説ありますがよく聞くであろうものをひとつ紹介しておきます。
・まず大きめの鏡を二枚と蝋燭を一本用意します。
・次に鏡を向かい合わせて間に蝋燭を立てます。この鏡と鏡の間隔は自分が間に入れるくらいは欲しいところです。
・古時刻であるところの丑三ツ時(午前2時~2時半)に蝋燭に火をつけて鏡と鏡の間に入ります。そして鏡に映るものをしばらく見続けます。
やり方としてはこれだけです。うまくいけば合わせ鏡の中に何かが映ります。
中には13番目の自分の姿に変化があるという話も聞きますが合わせ鏡に映る像は奥に行くにつれて暗くなっていくので見間違えにはご注意を。
なぜ合わせ鏡に幽霊が映るのか考えてみる
なぜ合わせ鏡に幽霊が映るのかという話なんですが幽霊が映るのは実は合わせ鏡だけではありません。
洗面所で顔洗っているときに下を見て顔を洗います。そして顔を洗い終わって鏡を見ると鏡に映る自分の後ろに何かが映っています。
しかし驚いて後ろを見ても何もいない。こんな場面をテレビなどで見たことがないでしょうか。
幽霊は合わせ鏡だけではなくただの鏡にも映るのです。
それでは改めて考えてみましょう。なぜ幽霊は鏡に映るのかを。
なぜ幽霊が鏡に映るのか考えてみる
先ほどは洗面所で鏡に映る幽霊の話を例に出しました。ですが洗面台だけではなく思い出してみると鏡に映る幽霊の話はいろいろと出てくると思います。
姿見に映る幽霊の話もありますしタクシーのバックミラーに映る幽霊の話もあります。ショーウインドウに映る幽霊の話もありますね。
ですがちょっと待ってください。姿見やバックミラーは鏡ですがショーウインドウは鏡ではなくガラスです。
光の反射具合によっては鏡のようになるときもあるかもしれませんがやはりガラスです。
ここである仮説が頭をよぎりました。次はその話をしようと思います。
なぜ幽霊が鏡やガラスに映るのか考えてみる
まず鏡について考えてみましょう。鏡の作り方にもいろいろありますがほとんどの鏡はガラスに銀を蒸着させて作られています。
鏡とはガラスで出来ているのです。もしかすると幽霊は鏡に映るのではなくガラスに映るのではないでしょうか。
ほかのシチュエーションについても考えてみましょう。昔のブラウン管テレビを消したときの暗い画面に映る幽霊、廃屋の窓からこちらを睨み付けるようにしている幽霊やさらに言うならカメラやビデオカメラで撮られた幽霊などいろいろなシチュエーションがあります。
テレビに使われているブラウン管や廃屋の窓にはガラスが使われています。
さらにカメラにビデオカメラのレンズにもガラスが使われています。
幽霊はガラスに自分の姿を投影して人の目に見えるようにしているのかもしれません。
それではなぜガラスなのでしょうか。
幽霊はなぜガラスに自分の姿を投影するのか
幽霊がガラスに姿を投影出来ると考えて話を進めてみましょう。
心霊スポットに行ったら車の窓ガラスにたくさんの手形が付いていた。という話もよく聞きます。ただ車のボディーに手形がたくさん付いていたという話はあまり聞きません。窓の手形が印象的でボディーの話が出てこないだけかもしれませんが幽霊がガラスと相性が良いとしてその理由を考えてみましょう。
実は以前に幽霊と水の関係について書いたことがあります。
幽霊に塩が効果的な理由や幽霊が海の塩水が大丈夫な理由もその記事で考えてみました。
その中で幽霊は液体のような流体なのではないかと話しました。
http://learn-tesou.com/uranai/post-353/
実はガラスは分子構造が固体ではなく液体に近いものだという話を聞いたことがないでしょうか。
幽霊が流体でガラスが液体だとしたら相性が良いのも分かります。
つまり幽霊は鏡ではなくガラスに姿を映しているのではないかというのがたどり着いた答えです。
しかし最近ガラスは液体ではなくしっかりとした分子構造を持った固体だという話がありました。
幽霊にも固定観念というものがあります。もしガラスが固体だと証明されればこれから生まれてくる幽霊はガラスに映ることは出来ないかも知れませんね。
それでは今日はこのあたりで。