忌み地(いみち)と忌地(いやじ)は似て非なるもの

「忌地(いやじ)」連鎖が吸い取るエネルギーと枯れた大地

春になると水田一面に咲き誇るレンゲソウを見ることがあります。なんとのどかで美しい景色でしょう。
そんな土地も段々と少なくなってきています。

ということで今日お話しするのは土地に関してのお話です。

この世の全てはエネルギーの固まりで出来ているという話を聞いたことがあります。もちろん大地にもエネルギーが存在するでしょう。
そんな大地のエネルギーも無限に在るわけではありません。
大地のエネルギーを吸収するもの達の連鎖によりそのエネルギーはどんどん少なくなりやがて枯れ果ててしまいます。

そのように枯れた土地の事を「忌地(いやじ)」と呼びます。
忌地となってしまった土地には作物が育つことはありません。大げさに書いていますがこれは実際に起こりうる事です。

そして人々は忌地で起こる出来事をこう呼びます。


「連作障害」と…

そうです。トマト、ナス、スイカなどを同じ土地で毎年連続で育てる連作を行うことで土壌の栄養素が枯渇してしまう。
または土壌に細菌なとが繁殖して植物の成長を妨げてしまいます。
これを連作障害と呼びます。そしてこのように植物が育たなくなってしまった土地を忌地(いやじ)と呼ぶのです。

余談ですが冒頭に話したレンゲソウは連作障害対策の一つでもあります。

さて、実はこの忌地に一文字足すと全く違う言葉になっ
てしまいます。
人はそれを「忌み地(いみち)」と呼ぶのです。

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「忌み地(いみち)」連鎖が残すエネルギーと呪われた土地

言葉とは不思議なものです。たった一文字変えたり付け加えることで全く違う意味になる言葉がたくさんあります。

先程お話しした「忌地」もその一つです。「忌地」に「み」の文字を足すことで「忌み地」という言葉になります。

植物によってエネルギーを吸収された「忌地」に対して「忌み地」は連鎖によりエネルギーが豊富に蓄えられた土地のことを言います。
ただ忌み地に残されたのは負の連鎖により生まれる負のエネルギーです。

土地で何か良くないことか起こるとその土地には負の念が残るとされています。
そしてその負の念は新たな良くないことを引き起こし新しい負の念を生み出します。
これを繰り返すことで負のエネルギーが段々と土地に蓄積されていくのです。
それ故に忌み地はこうも呼ばれます。


「呪われた土地」と…

忌み地の中にも心霊スポットと呼ばれる場所は数多くありますがそれは建物だったりトンネルだったりと何か目印のようなものがあるものです。

しかし店を開いても長く続かない。家を建てても不幸が続くなど人目につかなかったり一見しても分からない忌み地が存在するのも確かです。

あなたの地域にもそういった土地があるのではないでしょうか。

実際の地名を出すことは控えておきますが日本にも忌み地が数多くあります。
もしかするとあなたが今立っている場所も忌み地かもしれません。

ですが怖がることはありません。忌み地は負のエネルギーの纏う土地です。正のエネルギーがあれば負のエネルギーに打ち勝つことも可能なのです。

前向きに生きること。明るい笑顔がいつしか忌み地の負のエネルギーを打ち消してくれるかもしれません。


まだ手に負える範囲ならば。


それでは今夜はこのあたりで。

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