霊能力や超能力の体験談
世の中には科学では解明できないことがまだまだあります。身近なもので言えばニュートンが発見した「重力」は未だにその原理が解明されていません。最近よく見掛ける「蜂」などの昆虫もなぜ翔べるのかはっきりとは解明されていないそうです。
人体にもまだまだ解明されていない部分がいろいろとあります。よく「ツボ」という言葉を聞きますがこれもその人体に与える影響は認められながらも完全には解明出来ていないのです。
そして人体の持つ力にも人の能力を超えた「超能力」や霊を見たり交信することが出来る「霊能力」です。
ですがこれらは科学で解明させているどころかその存在すらはっきり証明されていません。研究はされているもののそれらの力を持つことが許されているのは極一部の人間だけです。
そして現在語られている超能力や霊能力についての話はその一部の人間が体験したものだけなのです。
一部のものが大半になるパレートの法則
パレートの法則という言葉を聞いたことがあるでしょうか。経済学の言葉なのですが「全体の大部分は全体を構成する一部が生み出している」という法則です。
つまりこの世にある霊体験や超常現象にまつわる話は全人類のうち一部の人類だけが体験した話なのだということです。
霊能力と超能力の解明と存在
一部の人間だけが体験した霊体験や超常現象ですが実際にその存在を証明し解明することが出来るのでしょうか。
物事は「存在」が先でしょうか。それとも「解明」が先なのでしょうか。考えるまでもなく「存在」が先でしょう。存在しないものの事を解明するなど出来ないのですから。
ですが存在するのか分からないものを探しだすのは簡単ではありません。痕跡があればそこから辿ることも出来ますがその痕跡すらもまたはっきりとは残されてはいません。
はっきりと残されているのは体験談だけなのです。その体験談だけを頼りに人類はまだ自分の中に存在しない未知なる力を求め続けるのです。
動物や虫達の持つ人にはない力と進化
空を飛ぶというのは人にとってかつて夢のようなことでした。しかし鳥達は生まれながらにして空を飛ぶ力を持っています。
イルカは人には聞こえない音を使いコミュニケーションを取ります。蛇はビット器官というものを持っており動物の出す赤外線を探知出来ます。虫や鳥は人間には見えない紫外線を見ることが出来ます。
これは彼らが生き残るために進化しながら身に付けてきた力なのです。
シロイルカという種類のイルカがいます。このシロイルカには背びれがありません。流氷の下を泳ぐシロイルカにとって背びれは邪魔なものです。
シロイルカは進化の過程で邪魔な背びれをなくしてしまうことに成功したのです。
「霊能力」に「超能力」といった力は人類にとって必要なものなのでしょうか。これらの力が「進化の過程で身に付けられたもの」なのか「進化の過程で失われたもの」なのかは分かりません。
ですがどちらにしてもその力は特別なものです。いつか存在が証明されその力が解明される日が来るのではないかと心待ちにしています。
あなたの中にあなた自身に忘れられた力は在りませんか?
それでは今夜はこのあたりで。