もう一人の自分「ドッペルゲンガー」を見たことがありますか?
「芸能人なら誰に似てるって言われたことあります?」
「なんか並んでると双子みたいだね」
この世界には自分と似たような顔をした人間が3人はいると言われています。
ちなみに京都にある三十三間堂にある1001体の観音立像の中にも自分に似たような顔を持つ観音立像があるとも言われています。
たとえ双子だとしても全く同じ顔ではありません。似たような顔を人間はこの世界のどこかにいるかもしれませんが全く同じ顔を持つ人間はこの世界にはいないでしょう。
ドッペルゲンガーという言葉を聞いたことがあると思います。もう一人の自分の事なのですがそのもう一人の自分が別の場所で目撃されたり自分の目の前に現れたることもあるそうです。
ちなみに自分のドッペルゲンガーを見ると命を落とすと言われていますが真相は分かりません。
ドッペルゲンガーはドイツ語なのですが各地により呼び名は違います。
英語で「ダブル」とも呼ばれていて日本では「離魂病」や「影わずらい」とも呼ばれていました。
呼ばれていたということは「ドッペルゲンガー」という言葉が日本にやってくる前から「もう一人の自分」が目撃されていたということです。
実際に日本では江戸時代に「ドッペルゲンガー」当時の言葉を借りるなら「離魂病」の目撃例が文献に記されています。
古くから目撃されているドッペルゲンガーですが一体どこから来たのでしょうか。
ドッペルゲンガーは多元宇宙(パラレルワールド)からやって来たのか
多元宇宙という言葉があります。マルチバースと呼ばれるもので今私達が住んでいる宇宙とは別に同じような宇宙がいくつも存在するという考え方です。
ですがこれは太陽系がいくつもある銀河系、その銀河系がたくさんあるという意味ではありません。
同じ時間軸で進んでいるこことは別の世界があるという考え方です。例えばあなたはマンションに住んでいます。マンションにはあなたの他にもいろいろな人が住んでいます。
マンションを今私達が住んでいる世界だとすると隣にもう一棟同じマンションが建っていてこちらの世界と同じ人達が住んでいるのです。
時間の流れは同じですが住んでいる人達が取る行動は同じとは限りません。あなたがこちらのマンションで食事をしているときに隣のマンションにいるあなたは寝ているかもしれません。
ですが同じ時間の中で平行して進んでいる世界なのです。「平行宇宙」とも呼ばれていますが馴染み深い呼び方だと「パラレルワールド」でしょうか。
この別々の世界は普段は干渉することはありません。ですが時に何かが原因でこちらの世界と向こうの世界に抜け穴のようなものができてさまったらどうなるでしょうか。
向こうの世界のあなたがこちらに来てしまうなんてこともあり得ます。
ドッペルゲンガーはなぜ現れるの?
さて、ここでちょっと想像してみましょう。
多元宇宙における別の宇宙つまりパラレルワールドにもあなたがいます。
何か突発的なことが原因でこちらの世界に来てしまうこともあるかもしれません。ですがもしそれが意図的なものだとしたらどうでしょう。
向こうの世界にある地球は荒廃し生きる希望すらない状態です。そんな中で多元宇宙の話を知り別の宇宙に行く術が見つかるとしたらあなたはどうしますか?
もちろん希望を胸にこちらの世界にやってくるでしょう。ですがこちらの世界にはすでにあなたはいます。あなたは一体どうするでしょうか。
今あなたの隣に居る人は本当にあなたの知っているその人ですか?
それでは今夜はこのあたりで。