Contents
ひとりかくれんぼとは
「ひとりかくれんぼ」という言葉を聞いたことがありますか?
筆者がひとりかくれんぼという言葉を初めて聞いたのは約10年前です。発祥については諸説あります。ですが筆者が知る限りその発祥はとある無料ブログサービスに作られたひとりかくれんぼの実証ブログです。
実際にひとりかくれんぼを行った後にしばらくブログの更新は途絶えてましたがその後一度だけ記事を更新した後ブログは消されてしまいましたがこれがひとりかくれんぼの始まりだと思います。
そしてそのブログサービスもなくなってしまった今真意を確かめる術はありませんがブログサービスが終了した今だからこそこの記事を書こうと思います。
このひとりかくれんぼは降霊術の一種なのですがかなり練り込まれています。今回はひとりかくれんぼを独自に考察していこうと思います。
ひとりかくれんぼの進め方
まず考察の前にひとりかくれんぼを知らない方のために簡単に説明しようと思います。
ひとりかくれんぼとはぬいぐるみという媒体を使った降霊術のひとつで夜間に名前の通り一人で行います。
そしてその進め方にも諸説ありますが今回は当時筆者が読んだままの方法を紹介します。それではまず必要な物を書いていきます。
ひとりかくれんぼを行うために必要なもの
・ぬいぐるみ(人型もしくは手足のあるもの)
・米(炊いたものではなく生米)
・赤い縫い糸
・水を張った浴槽(洗面台での代用可)
・テレビ
・身を隠す場所(当時は押入れが使用されていました)
・あなたの爪
・刃物(包丁やナイフ)
・コップ一杯の塩水
以上が用意するものです。話が広まるにつれ所々変化したり追加されたりしているようですがこれが当時使われていたものです。
ひとりかくれんぼを始めるための準備をしよう
上に書いたものを揃えたら次に準備を始めます。
ひとりかくれんぼの開始時刻は午前3時です。それまでに準備を整えておかなければいけません。
まず一番に準備するのはコップ一杯の塩水です。これはあなたの命綱ですので絶対に忘れないようにしてください。
次にぬいぐるみです。中に入っている詰め物を全て抜き変わりに米とあなたの爪を入れます。そして赤い縫い糸でしっかり縫合します。
あとは刃物ですが包丁やフルーツナイフなどの先端の尖ったものがおすすめです。
これで物として用意するものは終わりです。最後に状況を整えます。浴槽もしくは洗面台に水を張りテレビを点けます。この時テレビはミュートにしておいてください。
そして身を隠す場所だけはしっかり確保しておくこと。これらのものと状況を午前3時までに整えておきます。
実際にひとりかくれんぼを進めていこう
さて、前述しましたがかくれんぼの開始は午前3時です。その時間に開始しなければなりません。
午前3時になりました。まずぬいぐるみに名前を付けます。そしてぬいぐるみを浴槽もしくは洗面器に浸けます。ぬいぐるみに向かって「始めは私が鬼」と言い一度部屋に戻ります。
そして部屋の明かりを消しテレビを点けます。もちろんミュートにするのをお忘れなく。
次に刃物と塩水の入ったコップを持ち浴室に行きます。何度も言いますが何があってもこの塩水だけはこぼしたりしないように。
今はあなたがかくれんぼの鬼です。あなたは水に浸かったぬいぐるみに向かい「見つけた」と言い刃物をぬいぐるみに刺します。そして「次はあなたが鬼」と伝えて塩水を口に一口含み身を隠す場所に向かいましょう。
身を隠す場所に着いても目は閉じなくても良いですが口は閉じていなければなりません。絶対に口に含んだ塩水をこぼしてはいけません。
その塩水は身を隠すというより存在を隠すために必要なもの。塩水を吹き出してしまった時点で見つかってしまいます。
しばらく身を隠していると押し入れなどの外つまり部屋の中で何かを引きずる音が聞こえたり話し声が聞こえてきたりいろいろなことが起こります。
実際にやってみるともっといろいろな事が体験できるでしょう。
ひとりかくれんぼの終わらせ方
ひとりかくれんぼの進め方を説明しましたが次に終わらせ方を紹介します。
降霊術や降魔術にとってもっとも大事なのはきちんとした終わらせ方。これを間違えると大変です。ですのでここだけは間違えないようにしっかり覚えておいてください。
ひとりかくれんぼの終わらせ方はまずぬいぐるみを探すことから始めます。きっと浴室に居るでしょうがもし居なくてもあわてずに。ビックリして塩水を吹き出してしまうようなことだけはないようにしてください。
次に見つけたぬいぐるみにコップに入った残りの塩水を掛けて口に含んだ塩水もぬいぐるみに吹き掛けます。
そしてぬいぐるみに向かって「私の勝ち。これでお終い」と言います。
これでひとりかくれんぼは終了です。ですがぬいぐるみは必ず燃やす形で処分するようにしまししょう。
ひとりかくれんぼの準備から終わりまで一通り紹介しましたが手順さえ間違えなければちょっと不思議な体験が出来るかもしれませんね。
ですがこれもこっくりさんと同じように降霊術の一種だということをお忘れなく。
ひとりかくれんぼを考察する
さて、これでひとりかくれんぼの紹介は終わりです。ここからひとりかくれんぼについて考察していこうと思います。
先程も話しましたがこのひとりかくれんぼはかなり練り込まれています。
まずはテレビと浴槽です。昔から何かを写し出すものは霊の通り道になると言われています。鏡や水面ですね。
それがここで言うところのテレビと水を張った浴槽になります。これが人為的にそして一時的に作り出された霊道になります。
次に午前3時という時間ですがこれは言わずと知れた草木も眠る丑三つ時ですね。草木だけでなく神すら眠る降魔ヶ時です。
さらにぬいぐるみですが中に米を入れます。米は時に徐霊にも使われますが乾いた米はいろいろなものを吸収します。これを霊道に置くことで通る霊に肉を与えることができるのではないでしょうか。そして赤い縫い糸は血を表します。
霊に一時的な肉体を与えるのです。ですが突然呼ばれた霊だって何をしていいのか分かりません。
そこでポイントとなるのが米と共に入れたあなたの爪です。霊が自分を刺したあなたを探す糸口としての役目をします。
次に大切な塩水ですが塩が清めの効果を持っているのは有名です。霊が塩を嫌うという話を聞いたことがある方も居るでしょう。その塩を体内に取り込み霊をはねのける役割を果たします。ですので塩水だけは絶対にこぼしたり吐き出したりしてはいけないのでしょう。
まだまだ考察していくことは多そうですがこういったことは結論が出る前に考えるのをやめた方が良い気がします。
ですので考察はこのあたりでやめておきます。みなさんも実践する際は決まり事だけは守るようにしてください。
追加ですが冒頭でお話したブログサービスの話についてなぜそんなに詳しいのかと言いますとちょうどひとりかくれんぼのブログが立ち上げられたときにすでに筆者はそのブログサービスを利用していたからです。
それでは今日はこのあたりで。