何をやってもうまくいかない人を縛り付けるマーフィーの法則
「何をやってもうまくいかない」
「いろいろ考えた末に裏目に出てしまう」
こんな風な事をに感じる機会が多い人は居ますでしょうか。
今日はそんな風に何故か物事が悪い方向に転がってしまう人についてお話ししましょう。
「お気に入りの服を着ている時に限って服に紅茶をこぼしてしまう」
「雨に降られると嫌なのでわざわざ傘を持って出掛けたにも関わらずここ数日の雨が嘘のように一切雨が降らなかった」
このように行動が裏目に出たりするのは意外に多いものです。
そしてそういう風に感じているのはもちろんあなただけではありません。
それは「失敗する可能性のあるものは失敗する」という格言を根底に提唱されている「マーフィーの法則」というものが関係しています。
“バターを塗ったトーストを落としたときバターを塗った面が下になる可能性はカーペットの値段に比例する”という話を聞いたことがないでしょうか。
他にも”高価なものほど壊れやすい”という言葉もあります。
これらもマーフィーの法則に基づき提唱されたものなのです。
人は失敗するものです。それはどうしようもありません。
ですが「ここぞと言う時」や「ここだけは失敗出来ない」という場面でよく失敗する事が多いのも確かです。
もしかするとその人は「マーフィーの法則」に縛られているのではないでしょうか。
そしてその法則に縛られている以上そういった悪い方向に転がる人生を歩むしかないのでしょうか。
いえ、そんなことはないはずです。きっと人を悪い方向に引きずりこむマーフィーの法則が持つ呪縛から逃れる方法があるはずなのです。
実は今回はそんな呪縛から逃れる方法を真剣に考えてみました。
一体何に労力を費やしてるのだと思うかも知れませんがよければ少し読んでいって頂けませんか。
マーフィーの法則を打ち破るのは不可能なのか
世の中には様々な現象や方法というものがあります。
そしてそのほとんどが提唱と証明を繰り返して覆すことの出来ないほどの事実として存在しています。
そんな法則達の中で最も非情で残酷な法則こそが「マーフィーの法則」なのです。
人は特別な時には特別な想いを持って行動します。
そんな特別な想いがすべて裏目に出てしまったり悪い方向に転がってしまうマーフィーの法則。
「意を決して想いを馳せる人に告白をしようとした瞬間に携帯電話が壊れてしまい連絡すら取れなくなる」
「新車を購入して初乗りの日にいきなり鳥の糞が窓ガラスに」
など本気で人の心を折りに来ているのではと思ってしまうほど残酷です。
これほど辛辣な法則があることこそが非情なのではないでしょうか。
そしてこういった事が重なると尚更自分がマーフィーの法則に捕らわれているのではないかと不安になってしまいます。
しかし例え法則とは言え必ず抜け出す道があるはずです。
ただ逃れる前に少しマーフィーの法則と対峙してみましょう。
そしてその時の行動をよく思い返してみることにしてみましょう。
「お気に入りの服に紅茶」の話ですが確かにお気に入りの服に紅茶はこぼれました。
ですがお気に入りの服でないときも紅茶をこぼした事があるのではないですか。
「新車の窓ガラスに鳥の糞」にしても窓ガラスに鳥の糞が付いたのはそれが初めてではないはずです。
もしかすると人は特別な何かを日常に起こった事と結び付けたときのほうが記憶が残りやすいために常に裏目に出たりするように感じてしまうのかもしれません。
つまり「マーフィーの法則が人を縛り付けている」訳ではなく「ネガティブな考え方が自分の人生とマーフィーの法則を結びつけているのでしょう。
マーフィーの法則から逃れる方法はもしかすると「ポジティブに生きること」なのかもしれません。
ただいきなりポジティブに生きると言っても難しいかもしれません。
ですがご安心ください。マーフィーの法則は特に学会などで発表された訳でもなく何処かの誰かが唱えたジョークなのですから。
しかし先程例えに出した「携帯電話が壊れた」という出来事はそんなによく起こることではないですね。
そんな携帯電話が大事な連絡の際に限って壊れてしまうというのはマーフィーの法則もただのジョークではないのかもしれません。
人が真実だと思い込むことで真実になってしまうこともあるのですから。
ですがそのお話はまたに致しましょう。
それでは今夜はこのあたりで。