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大地の力を得るためのパワースポット
地球の持つエネルギーつまり大地の力は常に地中を駆け巡っています。川がいつか海にたどり着くようにそのエネルギーの流れにも終着点があります。
終着点といってもきえてしまうわけではなく大地の中に収まりきらなくなった力が地上に噴き出してくるのです。
そのエネルギーの流れを龍脈と呼びます。そしてエネルギーが噴き出す場所を龍穴と呼ぶのです。
竜穴になっている場所は日本にもたくさんありますがその場所にはパワースポットとともされている多くの寺社が建立されています。
まずはそのいくつかをご紹介しようと思います。
まずは三重県より天照大御神を主祭神として祀っている伊勢神宮の内宮です。特に説明の必要もないくらいのパワースポットですね。
次に静岡県沼津市にある大瀬神社です。ここもまた大きな力を持ったパワースポットです。
次も有名ですね。京都府京都市にある清水寺と比叡山です。これらもまた竜穴の力を受ける大きなパワースポットになっています。
ほかにも和歌山県の熊本本宮神社に長野県戸隠にある戸隠神社、兵庫県は西宮にある広田神社など挙げ始めたらキリがありません。
他にも竜穴の持つ力の影響を受ける神社はたくさんあるのですがこれらは竜穴の力を受けるためにそこに建てられたかのように思えるくらいにピンポイントで建立されています。
実は竜穴付近は天変地異の影響を受けにくいと言われます。そのため寺社が建てられたり都が作られたりしたのでしょう。
ということは竜穴を見つける方法があるということです。そしてその方法は陰陽道の中にあるのです。
そして以前の記事で竜穴の探し方について大まかに説明させていただきました。
今回はそこにもうひとつ要素を加えてお話ししていきたいと思います。
川の流れは竜穴の力を包み込む
地球のエネルギーが湧き出す場所である竜穴。その竜穴を探す方法を簡単にですが違う記事で紹介させていただきました。
今回はより良い竜穴を探すためにもうひとつ要素についてお話ししようと思います。
まず竜穴とはどんなものなのかをおさらいしましょう。
竜穴は竜脈を流れる力が噴き出す場所です。竜脈は主に山の頂から始まり尾根に沿って続いていきます。
そしてその尾根の最終地点である平野にたどり着く少し手前に竜穴があります。
文章では分かりにくいかもしれませんが地下水と湧き水を想像してもらえるといいかと思います。
水をエネルギーとするなら水が湧き出るところが穴(けつ)です。しかし水が湧いても周りに何もなければただ流れていくだけです。
周りを岩や石で囲むことでそれが泉になるのです。ここで言う岩や石が竜穴を作るために必要な玄武の父母山、青龍砂と白虎砂にあたります。
泉が出来たとしても周りを全て囲ってしまうと流れ出ることがなくなり次第に水は汚れ泉ではなく溜まり水になってしまいます。
そこで必要になるのが水を排出しながらも流れ出過ぎない出口です。これが竜穴を作るもうひとつの要素である朱雀の朝山と案山なのです。
しかしいろいろな土地を見てみると玄武の父母山と青龍砂、白虎砂があるけれど朱雀である朝山、案山が欠けていることが多いです。
しかし安心してください。実はこの朝山、案山の代わりとなるものがあるのです。
それが河川です。川の流れは陰陽道や風水でも重要で不完全な竜穴を完璧なものに近付けてくれるのです。
河川ではなく湖や池でも良いのですが流れのある水が良いとされているので河川があるのがベストでしょう。
そして河川の形も重要になってきます。竜穴のエネルギーを蓄えて漏らさない形が望ましいです。
つまり穴(けつ)を包むように流れる河川が良いとされているのです。逆に穴に向けて反り返るように流れる河川はエネルギーが流れ出てしまうためあまり良くないのです。
このようなときにはいろいろと対策が必要となるのですがそれはまた別の機会にお話しすることにしましょう。
日本にもまだまだ知られていない竜穴は数多く存在するでしょう。もしかするとあなたの現在いる場所ももしかすると竜穴なのかもしれませんね。
それでは今夜はこのあたりで。