犬や猫などの動物達と話すことが出来るのか

人と犬などの異種間で対話は可能なのか

長く動物を飼っていると不思議と動物達が何を言っているのか分かってくる気がします。あくまで気がします。
帰ってきたときやご飯を欲しがっているときなどは鳴き声でなんとなく分かるのかもしれませんがそれは時間帯やシチュエーションを重ねて考えているからなのかもしれません。

ただ異種間と言っても人と動物という組合せだけではありません。動物同士の異種間の組合せもあるのです。
例えば犬と猫、猫と鼠、馬と羊などが仲良くしている様子を皆さんも見たことがあるのではないでしょうか。
じゃれあったり一緒にご飯を食べたりして一緒になって眠っている場面も見たことがあると思います。

彼らはなんとなくその場の雰囲気などを感じ取って交流しているのでしょうか。
それとも何らかの対話が行われているのでしょうか。
今回は異種の動物間で対話することは出来るのかを考えていこうと思います。

スポンサーリンク
レスポンシブ

動物達のいろいろなコミュニケーションの取り方

まず異種間のコミュニケーションを考える前に同種同士のコミュニケーションにはどんなものがあるのか考えてみましょう。
いきなりですが極端なコミュニケーション方法を取る動物についてです。その動物は超音波を発して仲間にコンタクトを取ります。言わずとしれたイルカですね。
次はほとんどの動物が使うであろうコンタクト方法です。

それは鳴き声です。鳴き声は人間にとっての声ですね。鳴き声は威嚇や求愛などその用途は幅広いです。人が声で様々な感情や状況を表すことが出来るのと同じです。

次は動作です。人間がジェスチャーで何かを伝えようとするのと同じように動物達も動作を使いコミュニケーションを取ります。
ゴリラのドラミングや羽根を拡げる孔雀などの他に犬の尻尾はその感情を如実に表していますね。
敵に対する威嚇や怯えや喜びなどの感情を表現しそれを仲間に伝えるのです。

異種間でのコミュニケーションと対話

狼の遠吠えは遠くにいる仲間に何かを伝えるためのものです。犬と犬、猫と猫など同種同士でなら鳴き声で何らかの意思の疎通が行われているのはわかります。
ですが人間が猫や犬などの鳴き声を聞いてもそこに込められた意思は理解できません。人間には理解できませんが動物達だけで考えると犬は猫や猿の鳴き声を理解しているのでしょうか。
うなって威嚇している犬に無防備に近づいていく仔猫の姿を昔何かで見たことがあります。もし異種の動物間で言葉が交わされているのならこのような事は起こりにくいでしょう。
犬が尻尾を後ろ足の間に巻き込むようにか細い鳴き声を発っしていれば怯えているのは言葉が分から理解できなくても分かりますし猫が尻尾を立てながらニャッニャッニャッと鳴きながら近付いてくれば構ってほしいのだと分かります。
ただこれは鳴き声を理解しているわけではなく尻尾の様子などの鳴き声以外の情報も含めて見ているから何を言いたいかがなんとなく理解出来るのです。

吠えてこちらを威嚇している犬に対して近づいていく人は少ないでしょう。それに対して無防備に近づいていく仔猫。
その行動の差は「経験」です。今まで見てきた動物の行動や様々な情報源から得た情報に基づいてその動物の行動を理解しているのでしょう。

馬は後ろに立たれるのを嫌います。これを知らない人が不用意に馬の後ろに立つと蹴られてしまいます。
これもまた経験や情報の無さから起こる事故なのです。

経験を積むことで動物達の鳴き声や仕草からある程度のことは把握できるようになるのかもしれません。
ですがこれは対話とはちょっと違います。

犬や猫が人間が話している言葉を話すのは難しいかもしれませんが何となく話していることを理解してしてくれているのかなと感じる時があるのも確かです。
きっと人間が動物の言葉を理解しようとしている以上に動物達は人間の言葉を理解しようとしているのでしょう。
もっと動物達の言葉に耳を傾ければいつか対話することが出来るようになるのかもしれませんね。

今回は長々と考えてみた割りには考えが先に進みませんでした。またいつか同じテーマについて考えてみようと思います。

それでは今夜はこのあたりで。

スポンサーリンク
レスポンシブ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レスポンシブ