お守りとは
お守りって良く効きますよね。いえ、良く聞きますよね。
神社などで良く目にするものですが御利益によっていろいろな種類のものがあります。ですが御利益だけでなくお守り自体にもいろいろな種類があるんですよ。
今日はそんなお守りのお話。
お守りの種類
お守りと一言に言ってもたくさんの種類があります。大きく分けるなら何かから守ってくれるお守りと何かを与えてくれるお守りにわけられます。
タリスマンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。タリスマンとは海外でのお守りの呼び名ですがこのタリスマンは力を与えてくれるタイプの物をいいます。日本で言うなら御利益があるものですね。
それと対になるお守りはアミュレットと呼ばれています。こちらは邪気などから身を守ると言った守りを主体にしたもので厄除けと言ったほうが分かりやすいかもしれません。
タリスマンにアミュレット海外にもお守りが多数ありますがどのようなものがあるのでしょうか。
体の一部を象徴としたもの
体の一部をモチーフにしたものはたくさんあります。シンボルとして使われたりもしてますがもちろん神聖なお守りとして使われてもいます。
エジプトでは目をモチーフにしたものがあります。ホルスの目と呼ばれ古代エジプトから伝わるものです。今でもこのホルスの目を型どったお守りが使われています。
植物をお守りとしたもの
お守りとして使われる植物もいろいろあります。みなさんが一番身近なのはクローバーでしょうか。俗に言う四つ葉のクローバーですね。
筆者も子供の頃見つけた四つ葉のクローバーを大事にしまっていた思い出があります。
日本ではお餅にしてしまうヨモギやタイムと言うハーブもお守りとして使われたりもします。
あとはニンニクですね。そう吸血鬼ドラキュラが嫌いなあのニンニク。軒先に吊るして魔除けにするそうです。
生き物をモチーフにしたお守り
動物や虫をモチーフにしたものも存在します。
先程も出てきましたがエジプトではスカラベという虫が神聖なものとされそれをモチーフにしたお守りがあります。ちなみにスカラベとは日本で言うところのフンコロガシのことです。
あとは少々残酷ですがウサギの後ろ足もお守りとして使われます。ラビットフットという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
なんだかウサギの足を使うと言われると魔術めいた響きですけどね。
ウサギは走るときに後ろ足が前足よりも前に出ます。この事から周りに負けない、追い越せると言った成功を与えてくれ逃げ足の早さから魔除けのお守りとされています。
お守りの世界
今日はお守りについて簡単にお話しましたが世の中にはまだまだたくさんのお守りが存在します。
長い年月の中で失われていくお守りもあれば新たに生まれるお守りもあります。
その全てを紹介するのは難しいですがまた少しずつでもお話しようと思います。