「共感覚」は幽霊が見える事と関係があるのかもしれない

共感覚とは音や文字に色が見える見えないものを見る力

人は常に五感に刺激を受けながら生活しています。
目に写る光景や耳に入ってくる音、流れてくる匂いに触ったものの感触などです。

ただあなたが感じ取っているものが全ての人間に共通するとは限りません。
秋の紅葉も人によっては違う色に見えているかもしれませんし聞いている音楽も違う音に聞こえているかもしれません。

極端な話ですがあなたが緑色だと思っているの色は見る人によってはあなたの感じ取っている白という色かもしれないのです。
実は文字や音には色があるということを知っていますか。文字に色が付いているのは当たり前だろうと思った方もいらっしゃると思いますが文字を書いているインクの色のことではありません。そして音に色が付いているというのはどういうことなのでしょう。

それは共感覚(シナスタジア)と呼ばれる感覚を持った人にだけ見えるものなのです。共感覚を持っている人は音を聞いたり文字を見たときに同時に色を感じ取ることができるそうなのです。

例えば「な」は黄色、「Z」は水色というようにです。音ならば「ファ」の音は赤色というように音を聞きながらにして色も同時に感じ取っているのです。
今挙げた音や文字に色が見えるのは一つの例です。他にも数を色が見えたり書かれた数字を触感で判別出来たり驚くべきことに時間の経過が色で見える人もいるそうです。

他にもミラータッチ共感覚と呼ばれるものがありましてそれは「人が何かに触れているのを見ることでその人が感じている触覚を自分が感じることが出来る」というものです。これは不思議な感覚ですね。
自分の触ったことのないものを第三者が触れているのを見たときは一体どのように感じるのでしょう。
そして未だ実証はされていませんが人の気持ちや性格を色として見ることが出来るという共感覚の持ち主もいるそうです。俗に言うオーラと呼ばれるものを見ることが出来るのでしょうか。

それではこれを踏まえて話を先に進めましょう。

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見えないものを見る共感覚と幽霊を見る霊能力

文字に色を見る。音の中に色を見るという見えないものを見ることが出来る共感覚という能力ですがその中にもまだ実証されていないものがあります。

それが人の性格や気持ちを色として見ることが出来るという種類の共感覚です。
怒っている人からは赤色、嬉しそうな人からは黄色というように感情が体からにじみ出ているように見えるのでしょうか。
今挙げたのは勝手に考えた色の例ですが体からにじみ出たり溢れているというのばあれに似ていますね。

そう、いつだったか話題になっていたオーラです。
オーラとは簡単に説明するなら生きているものの持つ生体エネルギーのことです。
風、輝きという意味を持つギリシャ語のアウラーやラテン語のアウラが語源と言われています。
ただオーラは生体エネルギーを意味するだけの言葉ではなくその人の持つ雰囲気などという意味でも使われますね。
オーラについてはまたいずれ詳しく話すとして話を元に戻しましょう。

今回注目したのは共感覚を持つ人がオーラを見えるということではなく常人に見えないものが見えているということです。

今まで幾度となくお話ししてきた幽霊を見る力「霊能力」です。もしかすると共感覚は霊能力と関係あるのではないかと思ったのは共感覚が常人には見えないものを見ることが出来るからです。

以前「幽霊は何らかの粒子からなる流体で磁気で形作られているのではないか」というお話をしたのを覚えていらっしゃる方はいるでしょうか。

もしも幽霊は磁気で形作られていて尚且磁気に色を感じ取る事が出来る共感覚の持ち主もが居たのなら。
その共感覚の持ち主は幽霊を見ることが出来る霊能力を持ち合わせていることにもなるのです。

しかしその考えはいきなり頭の中で崩れました。
もし磁気に色を感じ取る事が出来るのならば幽霊を見る前に身の回りの磁気を感じ取っているはずです。

次に考えたのはやはりオーラです。幽霊に生体エネルギーがあってそのエネルギーを色として見ることが出来る共感覚が存在するなら人はそれを霊能力と呼ぶのかもしれません。

共感覚の持ち主は全人口の1%未満だと言われています。1000人に数人居るか居ないかという割合ですね。

あなたの周りに霊能力を持っているという人はどれくらいいるでしょう。もしその人達の持つ霊能力が共感覚のひとつだとするならその割合はずっと跳ね上がるでしょう。

でもそれは難しいでしょう。なぜなら幽霊という存在を科学的に証明できない限りは共感覚とはなりえないからです。
それでは今夜はこのあたりで。

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