大地の力が集まる場所パワースポットと呼ばれる竜穴を探そう

竜穴とは大地の力が流れ込み溢れ出る場所

自然の力は実に強大です。豪雨や地震など地球上に住む生物に驚異を与える災害もまた自然の力によるものです。しかしその反面水は生命維持には欠かせないもので太陽の与えてくれる光と熱も同様です。
自然にはいろいろあります。水に木々、風や大地と言ったものですね。
そんな自然の力の中で今回注目するのは大地の力です。

仏教の世界には五輪塔と呼ばれるものがあります。この五輪塔は地輪、水輪、火輪、風輪、空輪で構成されています。
陰陽五行の世界でも木、火、土、金、水の五要素が使われます。八卦の考えにも地の気が当てはめられるものもあります。
さらに西洋の四大精霊にも地の精霊ノームがいます。
このように大地つまり地の持つ力は様々な文化に取り入れられているのです。

風水や陰陽道の世界には「竜穴」という言葉があります。
竜穴とは大地の気が集まり溢れ出す場所のことです。大地の持つ大きな力を考えると噴き出すと言ったほうがしっくり来るかもしれません。

この竜穴となっている場所はパワースポットと言われています。パワースポットにもいろいろと種類がありますが大地の力を取り込むことの出来るパワースポットというところでしょうか。

大地のパワースポットである竜穴に行ってみよう

パワースポットに行ってエネルギーを充填しよう。よく聞くフレーズですが実は向かうパワースポットを選ぶのはものすごく大切なことです。
パワースポットと言ってもそのエネルギーの強さと量れは場所によって様々です。
もちろん大地のパワースポット竜穴にも良し悪しと強弱があります。

人体のエネルギー 経絡(けいらく)と経穴(けいけつ) 毎日机の前に座りキーボードを叩く。デスクワークにつきまとうもの。それは肩凝り。 ...

竜穴の持つ気(エネルギー)の量

竜穴からは大地の気が溢れているわけですがそこに行くことでエネルギーを充填します。
強くてエネルギー量の多い竜穴ならば良いのですがエネルギー量の少ない竜穴からはあまりその力を得ることは難しいです。
それは電位差や水位差とよく似ています。エネルギー切れの人間を空の充電池としましょう。
竜穴のエネルギー量が多いつまり充電器の電圧が高ければ充電池すなわち人間に余りある電気(エネルギー)を充填することが出来ます。

逆にエネルギー量が少ないとエネルギーを供給する力が弱いので人間に対して気を充分に補給出来なくなってしまうのです。

大地の持つパワーはとても大きなものです。ですがたくさんの人が集まるパワースポットではどうしても一人一人に行き渡るその力が弱くなってしまいます。それではどうしたら良いのでしょうか?
そう、それなら新しい竜穴を探せば良いのです。

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自分だけのパワースポット竜穴を探してみよう

いくら大地のエネルギーが強大だとは言え人が多く集まり需要過多になれば供給されるエネルギーは弱くなってしまいます。それでは一体どうしたら良いのでしょう?
ということで自分だけの竜穴という新しいパワースポットを探してみてはどうでしょうか。

有名なものは京都ですね。京都のどこというわけではなく平安京の時代からその街自体が竜穴となっているのです。他にもお寺や神社もよくパワースポットとされています。しかしこれは発想が逆なのです。
京都もそうですがお寺や神社が竜穴とされている訳ではなく竜穴と呼ばれる場所に街が作られ寺社が建立されたのです。

ではどうやって竜穴を探すのでしょうか。そもそも竜穴とは陰陽道や風水で使われる言葉です。それらの思想に基づき竜穴を探し出していたのでしょう。
たくさんの街が作られ数多の寺社が建立された現在の日本ではほとんどの竜穴が発見されているでしょう。
ただまだ人目に付かない竜穴も存在するはずです。

そんな残されたパワースポット竜穴を探すにも探しかたが分からなければどうにもなりません。今回は簡単にですがその探し方を紹介しようと思います。

竜穴の探し方

四神相応という言葉があります。玄武、青龍、白虎、朱雀という四神の力がバランス良く配置された時その真ん中には黄龍が現れると言われます。
このように四神の力が整った場所を「四神相応の地」と呼びます。この四神相応の地こそが竜穴なのです。

竜穴にとってもっとも大事なのは山があることです。大地のエネルギーはその山頂で生まれます。その力が尾根を流れてやがて平野にたどり着きます。この尾根を流れる際の起伏やうねりが大きなほど良い気が練られます。
この起伏とうねりが龍を表しているのもその名の由来です。
山頂で生まれたエネルギーが平野にたどり着くその手前に穴(けつ)と呼ばれる力が噴き出す場所があります。
この穴(けつ)こそがパワースポットとされている竜穴なのです。

しかし良い竜穴になるには条件があります。周りに何もない場所にある穴では噴き出したエネルギーが風で霧散してしまいます。そこで必要となるのが四神の力です。
山頂から降りてきて穴に向かう最後の山を「父母山」と言いますがこれが「玄武」になります。
さらに山の末端が穴を取り囲むようになっている場合は玄武から穴を見て左側の末端を「青龍」、右側の末端を「白虎」とします。
さらにこの取り囲まれた場所の玄武とは逆の方向に小高い山や丘などがあればそれを「朝山」「案山」と呼び「朱雀」とします。
これで穴を取り囲むように玄武、青龍、白虎、朱雀が揃いました。

かなり端を折って説明しましたので分かりにくかったかもしれませんね。
さらにこれら四神が北に玄武、東に青龍、西に白虎、南に朱雀と配置されたときこの地は「四神相応の地」となり最高の竜穴が出来上がるのです。
先ほども話しましたが現在の京都はまさにこの形を取っていてかなり良い竜穴となっているのです。

文面で説明されてもなかなか想像出来ないかもしれませんがこのような配置になっている場所には良い大地のエネルギーが噴き出しています。
現代でインターネットを通じて全国の地図を見ることが出来るので探すのも容易になっています。
人気のパワースポットに行くのも良いですが自分だけのパワースポットを探してみるのも良いかもしれません。

ですが目の前にある力欲しさに私有地に勝手に入ったりすることのないに気を付けてください。

今回は大地のエネルギーに関するお話でしたがまた水や木のパワーに関するお話もしていこうと思います。

大地の力を得るためのパワースポット 地球の持つエネルギーつまり大地の力は常に地中を駆け巡っています。川がいつか海にたどり着くようにそのエネ...

それでは今夜はこのあたりで。

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