幽霊は人に触れるけど人は幽霊に触れるのか考えてみる

幽霊に触れることは出来るかを考えてみる

海で泳いでいて幽霊に足を掴まれたという話を時々聞く事があります。

心霊スポットなどで何かに触れられたという話や眠っているときに体を触られたという話も聞いたことがあると思います。
中には掴まれた箇所に手形がついていたという話もあります。
幽霊により物が動かされるポルターガイストと呼ばれる現象の話があるのも確かです。

幽霊とは実体のないものだとされていますがなぜこのようなことが可能なのでしょうか。

「なぜ幽霊は人や物に触ることが出来るのか」
「人は幽霊に触ることが出来るのか」
今回はこれらの事について考察したいと思います。

なぜ幽霊は人や物に触ることが出来るのか

人の魂がこの世に留まった状態の事を幽霊と呼びます。幽霊は一般的に実体がないと言われていますが時折その姿を現すことがあります。

幽霊は人や動物に乗り移ることもありますがそれはまた別の機会にお話しようと思います。
今回は幽霊がなぜ人や物に触ることが出来るのかです。

人が物に触ることが出来るのはなぜなのでしょうか。

まずは幽霊とはどんなものなのかを考えていこうと思います。

幽霊はどのような状態の存在なのか

この世に存在するものは必ずなんらかの状態で存在しています。
固体、液体、気体が代表的な状態を表す言葉ですが幽霊は一体どんな状態のものなのか考えていこうと思います。

幽霊は固体に近い存在なのか?

幽霊は実体のない存在だと言われています。まず前提として幽霊はたくさんいて場所を問わず存在するとします。
幽霊が人や物に触ることが出来るのであれば固体として存在している可能性もあります。
ですが目には見えませんし固体ならば歩いている時や車を運転している時にぶつかることもあるでしょう。
ですが普段は固体ではないけれど固体化出来る幽霊もいるかもしれません。

ですが今は固体ではないと仮定しておきましょう。

幽霊はプラズマなのか?

固体、液体、気体とも違う第4の状態と言われているプラズマは気体がイオン化したものです。ですがこのプラズマは高温の環境下で起こる現象です。

幽霊に触れられて火傷をしたという話も耳にしたことはありませんしかなりの高温ですのでサーモグラフィーなどに反応するはずです。
ですのでプラズマとも違うものだと思います。

固体でもプラズマでもないとして話を次に進めましょう。

幽霊はなんらかの流体なのではないか

海や川で足を掴まれたという体験談もあります。
さらに塩により徐霊できるという話も聞きます。この事から考察して以前塩の持つ吸湿性と海や川に溶け込めることから「幽霊は何かしらの流体なのではないか」と記事に書きました。

流体だとすると液体もしくは気体の可能性が出てきますがイメージからいくと液体よりは気体に近いのかもしれません。
ひとまず前回の記事に書いたように幽霊を何らかの流体だと仮定して話を次に進めましょう。

幽霊は気体だと考えると一番しっくりくる

地球上には様々な気体が存在します。
人間が活動するために不可欠な酸素や植物に必要な二酸化炭素などいろいろです。
気体は分子や原子が自由に動き回れる状態にありますがそのため気体には決まった形がありません。
幽霊が気体だとすれば一体どのようにその姿を形作っているのでしょう。

幽霊を形作っているのは磁気なのではないか

幽霊は電磁波を出しているという話を聞いたことがあるでしょうか。
電磁波を出しているということは幽霊のいる空間の電場と磁場が変化しているということです。

人は電気信号により活動しています。つまり幽霊が人の意識の塊だとすればそこには微弱ながらも電場が存在します。
ここで幽霊を形作っているものが磁気だと仮定するなら幽霊が存在する空間に電磁波が発生する可能性もあるのではないかと思います。

幽霊が磁気で形作られていると考えた理由はもう一つあります。

幽霊が鉄を嫌うという話を聞いたことがあるでしょうか。
なぜ鉄なのかと考えた結果思い付いたのが
「強磁性体の鉄に触れると幽霊を形作っている磁気が乱されるから」
ではないかということです。

さらにU字型磁石を天井から吊るしてずっと見ていると霊が見えるようになるという話を聞いたことがあります。

また少しだけ幽霊と磁気の関係の裏付けに近付けた気がします。そして磁石で徐霊出来るのではないかと密かに考えたりもしました。

スポンサーリンク
レスポンシブ

幽霊とは一体どういう存在なのか

「流体であるため吸湿性を嫌い磁気で形作られているため強磁性体を嫌うもの」

これが幽霊というものではないかと考えにたどり着きました。

それでは冒頭で話した「幽霊が人や物に触ることが出来る」という話について考えてみましょう。
もし幽霊が磁気により形作られているのなら普段は形を留める程度の微弱な磁気を帯びているだけなら私たちが空気にぶつかったりしないように人をすり抜けたりすることも出来るでしょう。

もし幽霊が何か物に触れたいと思えば帯びている磁気を強くすればその流体も物に触ることが出来るくらい固体に近付くことも可能になるのかもしれません。
「幽霊はその意思によって形作っている磁気に強弱をつけることにより人をすり抜けることも物に触ることも可能しているのかもしれない」
という結論にたどり着けそうですがここでまた気になることがあります。

それはよく映像などで見かける壁をすり抜けたりするシーンです。
流体とはいえ何かしらの原子や分子で構成されているとすれば人をかわすことは出来ても物質を通り抜けることは難しいでしょう。

量子力学と幽霊とトンネル効果

そこである分野に話を移しましょう。

それは量子力学と呼ばれる分野です。
量子力学の世界にはトンネル効果という言葉があります。この話を元に考えれば普通では考えられないような通り抜けが可能になるかもしれません。

量子力学では人間の意識が電子に影響を与えると言われています。
壁をすり抜ける幽霊は自分が幽霊だと自覚していて「幽霊は壁をすり抜けられる」と思っているため壁をすり抜けられるのかもしれません。

どうすれば幽霊に触れることが出来るのか

話が少しずれてしまいましたが今回は「幽霊が人に触れられるのなら人も幽霊に触れるのではないか」ということです。

今までの話から幽霊は

「塩などの吸湿性のあるものを嫌う流体で磁気により形作られているため強磁性体である鉄を嫌う存在」

そして

「その意思により形作っている磁気に強弱をつけることが出来るため気体からある程度固体に近付いた状態まで変化できる」

この二つの結論にたどり着きました。
これらの結論から幽霊に触れることが出来るのかを考えていきたいと思います。

幽霊に触れるためにはまず気体である幽霊をなんとかしなければいけません。
ただ幽霊を構成するものがなんなのは分かりません。構成している物質が分かればなんとかなりそうな気もしますが今回は何で構成されているのかは置いておきましょう。

幽霊に触るためのタイミング

これまでの流れからすれば幽霊がこちらに触ろうと固くなったときが狙い目です。
ですが彼らは不意討ちが多いのでそれも難しいでしょう。

幽霊の状態は幽霊が決めるということから気体である幽霊になんとか触わる方法を考えてみましょう。

幽霊の特性を逆手に取ってみる

このままでは策が尽きてしまいそうですが実はまだ希望は残されています。

それは幽霊を作っている磁気です。
砂鉄よりももっと細かい鉄粉を撒けば幽霊の磁気に反応して形を捉えることが出来るかとも思いましたが鉄を嫌う幽霊に対して砂鉄を撒くなどただ幽霊を撃退するだけに過ぎません。
今回は徐霊ではなく触れるのが目的です。

実はこの間ちょっと目にしたのですがどうやらどこかで磁束を可視化できる装置が開発されているとのことです。
この装置を使えばもしかすると幽霊の形を捉えることが出来るかもしれません。

その姿を捉えることが出来ればあとは触れることも可能になるでしょう。
ただそこにあるのは空間でなんの感触もないと思います。

このあたりが今回の考察の限界のようです。

人が幽霊に触れるのは非常に難しそうです。幽霊が人に触れるときはすごく簡単そうなんですけどね。

ほら今もあなたの肩に…

http://learn-tesou.com/uranai/post-353/
それでは今夜はこのあたりで。

スポンサーリンク
レスポンシブ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レスポンシブ